2020-04-02 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
で、どうするのかといいますと、もうこれは事故牛として処理をされていってしまいます。だから、通常、食肉処理場に出しますと百三十万とか、いい牛になりますともう二百万とかで売れるんですけれども、もう事故牛になってしまってお金にならないんです。
で、どうするのかといいますと、もうこれは事故牛として処理をされていってしまいます。だから、通常、食肉処理場に出しますと百三十万とか、いい牛になりますともう二百万とかで売れるんですけれども、もう事故牛になってしまってお金にならないんです。
したがって、いわゆる富山県の事故牛についての見解を、農林省あるいは厚生省、それぞれまず実態として明らかにしていただきたい。
で、これにつきましては、私どもといたしましては、この事故原因について早急に富山県当局の報告を求めて、それぞれの措置をとったわけでございますが、まず、これらの事故牛については、県の家畜保健衛生所において解剖検定、検査をいたすという措置がとられたわけでございますし、また、県を指導いたしましてそれからの検体の一部を国立の家畜衛生試験場に対してさらに検定を行なうような手続を進めてきておるというような点とか、
○小笠原二三男君 そんなら約一割近い事故牛が出るような輸入の仕方というものは、やはり問題があったとはお考えになりませんか。
○政府委員(庄野五一郎君) この輸入につきましては、相当大量に集団的に入れるということで、畜産局から購買検査官が現地に行く等、万全の措置をやっておったように承知いたしておりますけれども、結果において非常に事故牛が出た、こういう点は遺憾に存じます。だんだん年次を、経験を経ますにつれまして事故牛等もまた減ってきたように聞いております。
しからば、その前にどんな牛を買ってくるかにつきましては、日本のちょうど種畜を購入する場合と同じような手続をとりまして、血統の証明でございまするとか、それから体型その他、受け取る場合検定をする場合がございますが、その両親の状況を調べる等をいたしまして、不妊牛とでもいう場合の、用をなさない事故牛と認められるものは買って参っておらないように思うのです。
代替のいい牛をかわりにするか、償還金を免除ないし軽減をするかしないといけないんじゃないかという問題、もう一つ、生産能率が悪いといいますか、子供は生みますが出乳能力が平均より落ちるというような場合に、条件を緩和するのがいいんじゃないか、こういうような問題があることを昨年聞きまして、本年度予算期につきましてこれを考慮いたしまして、事故牛とでも申しますか、不妊牛の場合には、購入しました分に相応する金を渡すように
○小笠原二三男君 まあ、事故牛についての手当については農家の末端までまだ徹底しておらないようですが、一般にどうしてそういう不妊牛と申しますか、子をはらまない、あるいは乳量が極端に少ない、こういう牛が出てくるのか。それが飼育管理が悪いからだと一方的にきめつけるだけでなしに、客観的にどういう根拠があるのだということを御調査になっておられるのですか。
次に、十和田集約酪農地域における問題でありますが、この地域に導入されたジャージー種牛は二千百十頭で、うち千五百二十一頭は世銀借款による導入で、現在まで四十六頭の事故牛、うち二十四頭は繁殖障害が発生しており、これらの事故牛については、現在何らの補償措置が講ぜられていない現状であり、すみやかに事故補償制度の確立の要望がなされたのであります。 次に、漁港及び漁村について申し上げます。
また、青森県営農指導農場酪農指導所においても、酪農導入により、冷害時においても経営の安定をはかり得たものとして、今後の計画を進めており、特に国営、または国有林野の開放等による共同放牧地の設置、世銀借款導入牛の継続実施、事故牛に対する補償制度の確立、建設用の機動力の強化等についての国の助成が強く要望されておりました。