1948-06-07 第2回国会 衆議院 本会議 第57号
この問題に対する加藤労働大臣の御意見は、一昨日川島君に、お答えのあつたもので諒とするものでありますが、安本長官は、もう少し事態が経過しなければ答弁できぬと申されましたが、いずれ安定本部の御意見をも伺いたいと思う次第であります。 次に軍事公債利拂停止の問題は、いわゆる苫米地私案なるものにおちついたのでありますが、大藏大臣の演説中には、これに触れるところがないようであります。
この問題に対する加藤労働大臣の御意見は、一昨日川島君に、お答えのあつたもので諒とするものでありますが、安本長官は、もう少し事態が経過しなければ答弁できぬと申されましたが、いずれ安定本部の御意見をも伺いたいと思う次第であります。 次に軍事公債利拂停止の問題は、いわゆる苫米地私案なるものにおちついたのでありますが、大藏大臣の演説中には、これに触れるところがないようであります。
從つて、かかる夢想だにもしなかつた事態の発生に対し、当然予算も組直され、経済計画も組直されなければならないと思うけれども、これに対する芦田首相並びに大藏大臣の考えはどうかということをお聽きしたいと思うのであります。
まことにごもつともと思うのでありまするけれども、他面資材の面に関連して、公共事業費の中に組み入れるということが、今日の事態におきましてはやむを得ない事情にあることを、御了承願いたいのであります。 第二の点は、教育優先の原則によつてこの予算を確保したかということでございます。
併し物價體系が變りますれば、輸出品も上る代りに輸入品も上るという見込でおりますので、そういう關係でありますので、多少の補足を必要とする、借入金が今よりは多くなければならんというような事態が來るかも知れませんが、大體において輸出品が上るときには輸入品も上るという見込みしておるような次第であります。
交換により取得したものは、大阪帝國大學微生物病研究所甲子園病院が、二十一年四月同大學附屬醫院において、復興開院した際の藥品の件でありますが、當時新圓の切替、封鎖支拂等經濟界の激變期でありまして、一般に商品の流通が阻害され、業者は賣惜しみをして、所要藥品の入手が實に困難の實情でありましたので、同院に配當された豫算では、所要の藥品を購入する餘裕がなく、日毎に増加する患者を目前に控えて、全く施す術もない事態
問題は豫算の執行に關しまして、趣旨の十分に徹底しておらんというような場合があるためにこういう事態が起つて來るのでありまして、私共も遺憾に感じておりますが、今後こういうことのできるだけないようにと、こう考えを常々持つております。
從いまして緊急止むを得ないような事態が發生いたしました場合において、かかる措置をとつたということは法規の上におきましては批難すべき點もありますが、事實かような状態を看過することができないという事情も亦これを見逃すわけには參るまいとかように思うのであります。
但しそういう事態が非常に激しいという場合におきましては、警察にそういうことをやつてもらいたいという要望を発することもあるかと思いますが、経済査察官自体がそれらのことはしない、またごく少数の、一縣五、六十名の人数ではさようなことは不可能であると私は考えるのであります。
しかしながらもしさような事態に立ち至りまするならば、私は一日も早く査察廳消滅の手続をとらなければならぬと考えるのであります。
しかるに犯罪にして裁判に付されてないものがどんどん没收されて、どこに行つたかわからないという事態があるのであります。処罰された者は数は少いようであります。しかしながら多量の生活物資が——特に主食のようなものは没收されておるのであります。その没收することが妥当であるかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
○鈴木(俊)政府委員 今の第七十四條の直接請求権の規定に関しましては、お話のような点もないわけではございませんが、やはりこの地方團体の行政並びに行政を維持する経費の根本になりますいろいろの財政に関係、その他緊急事態に應じます治安関係のもの、こういうものは住民の直接請求権をかりに規定いたしましても、結局において國体の経費を維持するために、とるべきものはとらなければならないということになると思いまするし
この問題は、やがて昨年度と同様に、当初三百五、六十億で済んでおりました終戰処理費が、年度半ばにいたしまして、その当初予算と同額に達するがごとき追加補正を要するような事態になつては、いかに大藏大臣が健全財政を唱えましても、その面からさらに健全財政の名実が崩壞するというおそれがあるために、あえてこの点をお尋ねいたしておく次第であります。
しかしながら、今日の事態において、これらの問題はアメリカ國民の好意ある輿論の支援にまつほかはない問題であります。今後わが國経済再建の施策においては、その不足を補うために、できるだけの努力をもつて、われわれ國民の努力と熱意によつて、これを補填していきたいと考えておる次第であります。
自給製塩制度は実は今次の戰争の末期に外國塩の輸入が杜絶いたしまして、塩饑饉の最惡事態に備えまして塩の自給自足を図る目的を以て創設いたしたのでありまして、政府がいろいろの委員会を作りまして、大声疾呼して國民に呼び掛けましてその協力を要請しまして、設備の施工者に対してはすべて補助金を、而も高額の補助金を交付するといつたようなことを公約いたしまして、その急速な実現を推進したものであります。
しかしその後操作をやつております間におきまして、港湾法の制定というようなことを、どうしても急がなければならない事態に立ち至つておりますので、その法案につきましては、目下いろいろと研究中で、また成案を得るところまでにはまいらぬのでありますが、そういう点をも考えまして、併せて全國的な意味におきまして、港格の制定というものをきめなければならないと思つておりますので、まだ清水港をどうするというところまでには
○國務大臣(鈴木義男君) その点は非常にデリケートの問題でありまして、大体スライドするつもりでおりまするが、併し機械的にスライドするものであるというふうには考えておらないのでありまして、特に法律を提出して、法律によつて規定しておりまする以上は、これが毎月々々インフレーシヨンで非常に貨幣價値が下つて行く、それでこれを機械的に計算して追い掛けて行かなければ間に合わないという事態に相成つたといたしますれば
それだけを復興いたしますと全体のわくが突破する、こういう事態に相なつたのであります。これは私の方の遠洋課の方で漁業の許可をどうするかということを審査いたしました結果、保戸島の出漁團というものと保戸島の遠洋出漁組合というこの二つの主体に対して漁業の許可をする、こういうふうな決定を見たのであります。
こういう事態になつているのであります。このように一つの労働組合法第十一條違反というものが、発端以來すでに十箇月以上経過しており、なおおそらく東京に移つてから数箇月はかかると思うのでありますが、その間においてはすでに現地におきましては、七十六名の炭鉱從業員、十四名の職員が解雇されて、そのままになつております。
傳えられるところによりますと、これはどことなしに私どもの耳に傳わつてきておるのでありますが、政府の内部においても、こういう新事態についてもう一段考慮する必要があるというようなことで、三千七百円ベースを四千二百円ないし四千三百円ベースにしたらどうかというような意見が、政府の内部において鬪わされておるということが、どことなしに私どもの耳に傳わつてきておるのでありますが、そういうような議論が政府の内部において
即ち本予算を繞りまして物價改訂に関連いたしまして、今や國民の生活というものは最悪の事態に突入をしておると申上げても過言ではないのであります。このときにおいては、政治家たる者、國家再建の大乘的見地よりして、世界に流るるところの二大思潮、そのいずれを選ぶかというところの最後の段階に來ておると私は絶対に信ずる者であります。
これらの点につきましても何らか緊急の処置を講じなければ、單に一般社会への癩病の傳染の危險があるばかりでなしに、社会の安寧秩序の上から申しましても、実に重大なる事態に至ることを憂うるものであります。
○早稻田委員長 ただいま川合委員からるる御説明のありましたように、國有鉄道運賃法案の審査は、当然本委員会に付託さるべきものであるが、ただいま御報告のあつたような事態によりまして、今回に限り運輸及び交通委員会に付託し、本委員会と運輸及び交通委員会と連合審査会を開くことにいたしたいと思いますが、この点御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
予算にはないけれども必要止むを得ずして官舎とか、宿舎をお作りになるという事態が、相当沢山に各省におありになるのであります。その事情は会計檢査院といたしましては非常に諒といたしておるのでありまするが、この種のものは予算に明確に積算されて、実行される必要があるように考えられるのであります。
租税におきましてはいろいろと質問をいたしましても、只今も御説明がありましたように、税務署の事務が立込んでおるというような事情もありましてなかなか質問をしましても答弁が來ないというので、実は困つておるような事態で、檢査の側から言えば困つておる事態なのであります。
でありますから本件は予算に全然積算がない、これを実行されたのでありまするから、予算の目的に反することであるし、又同時にそれが会計法規に違反しておるということでありまして、この事態をよろしいということを決して見ておらないのでございます。その点を補足させて頂きたいと思います。
いま一つお尋ねしたいと思うのは、國家非常事態の宣言のありました場合は、この経済査察廳は、警察とはどういう関係に立つのでありますか、この点を伺いたいと思います。
○政府委員(斎藤昇君) 國家非常事態の宣言の発せられましたときにおきましても、この経済査察廳関係は法律上は変化はないと考えております。國家非常事態の宣言が発せられました際におきましても、警察の仕事といたしましては、何ら仕事の内容は変わりがないのであります。この際の警察の運用をどこに主眼を置いてやつて行くかというその運営の重点の場所が変つて來ると考えます。
殊に現在のような昏迷期にある事態において比較するということは甚だ当を得ていないのじやないかと思いますが、將來この点において、組合自身においても十分なる自覚と責任を以て、こういうことをやり遂げるというつもりで、能率等という問題についても左程御心配のような欠陷はない、むしろ一つあるためにその能率の向上ができる、こう考えております。
○三ツ井政府委員 現在すでに渇水が始まつたような事態でございます。
その渇水いたしております上に、現在は田植の時期にはいつていると思われますので、灌漑用水の水を相当とつているというために、そういう緊急の事態が趣つているのではないかと、かように考えるのであります。先般も九州から別の問題でありますが、大挙して陳情に見えたときも、その問題があつたのでございますが、私どもとしてましては九州に対しましては、現在本州中央部の方面から最大限の電力を送つております。
あまり営業者に御迷惑をかけないで、事態を收めることもできると思います。とにかく新しい法律を立案することが、われわれの方が非常に遅れたという責任は大いにあるわけでありますが、やや混乱している業態というものを、この際整理することも必要であると思います。
併しながら、例えば原審におきまして、この点の証人を取調べたならば、更にこの事態の明確を得て、そうして量刑その他にはつきりした点が出て來るのではないか、かような点になりまして、控訴審で直ちに判決できないという場合に、そういう点に関しましても破棄して、原審に差戻しまして、その点の調べを取りまして、更に原審の判決をするということも私は考えられると思うのであります。