2000-05-29 第147回国会 参議院 議院運営委員会 第31号
しかし、実際にこの刑法百九十七条四項のあっせん収賄罪が、事国会議員の犯罪の立件にどれほど役立ってきたかといえば、残念なことにほとんど無力であったと言わざるを得ないわけでございます。 土本参考人の意見陳述の中では、例えば地位利用だとかいう概念が甚だ不明確ではないかとかいう陳述をされたということなんですが、では現行の刑法が有力かというとそうでもない。
しかし、実際にこの刑法百九十七条四項のあっせん収賄罪が、事国会議員の犯罪の立件にどれほど役立ってきたかといえば、残念なことにほとんど無力であったと言わざるを得ないわけでございます。 土本参考人の意見陳述の中では、例えば地位利用だとかいう概念が甚だ不明確ではないかとかいう陳述をされたということなんですが、では現行の刑法が有力かというとそうでもない。
○柄谷道一君 いままでの答弁の中で、齋藤隆夫さんの場合は、事国会議員の言論の保障に関する問題でございます。このことに関しましては、少数党の立場を守りながらその取り扱いについて慎重を期さなければならぬ、これは私は、総理と全く同じでございます。今回の事件は刑事事件ですよ。齋藤さんの問題と田中さんの問題を一列に並べてそして同様の論評を加えていくというその姿勢に私は問題があると思うのです。
しかし、事国会議員の委員会における質疑に関しての調査に基づいて行った場合だとか、あるいは事警察行政に対する批判的な問題があって国会議員が行った場合とか、そういう場合にはさっき大臣も言うように、基本的にはそれに協力すべきである、こういうことを警察庁の長官は都道府県本部長に、指揮監督する権限があるのですから、助言はできるわけですよ。きょうだって警察庁の長官を出席求めているのですよ。
○楢崎委員 事国会議員に対する問題に発展してきたんです。この問題は捜査段階でも何でもない。官房長官も国会議員でしょう。そういう立場からこのような事態をどう思われますかということを、見解を聞いているのです。
事国会議員とかあるいは政財界の大物に関する限りは、きわめて人権が尊重され過ぎるという感じを国民が持っていることは否定できないと思いますので、その辺の公正な今後の運用を期待したいと思います。
高等裁判所の判例はありますけれども、大審院、最高裁判所の判例の固まったものはございませんので、私どもといたしましては、事、国会議員の職務に関する重大な問題でございますので、あらゆる角度から慎重な法律的検討を加えまして、その法律的な検討の上に立って、慎重に集められた証拠を整理検討いたしまして、犯罪の成否を決するということが望ましい、申すまでもないことでございますけれども。
だから、強いところからひとつ取って、弱いところはかんべんしてやるということで、整理のしかたについてもいろいろあると思うのですが、だから、要は抜本的に、財源は小さくても、いま大臣が言ったように、事国会議員という一つの大きな仕事をしているけれども、何か独立採算というものをワクをつくって国鉄にやらしているたてまえ上からいって、独立採算という中から、そういうワクを与えている国会議員がただでよこせといってやっているという
発言をした今澄君が、そのことについてははっきりされるであろうということで、残しておいたのですが、先ほどから今澄君その他の方々とのやりとりによりまして、明らかにこの文書は、鰹鮪漁業協同組合連合会の責任を持つべき文書、すなわち公文書として発送されたものでなく、しかもそういう文書が発送されたことを知らないということでありますから、今澄君の、その文書を根拠にされたところの御意見については、われわれは、事、国会議員
事国会議員というような相当の地位にある者、しかも国会の許諾を必要とするような被逮捕者について、検事総長が稟請して来たものについては、その被逮捕の理由を明らかにした調書その他の書類は法務大臣に、適当であろうがなかろうが、これはお見せするように相なつている、こういう答弁でよろしゆうございますか。
これは、いやしくも事国会議員という国民代表の身辺の行動に対する懲罰でありますから、念を入れてやらなければならないことは当然であります。で、若しその純理から言いますというと、十七人の審判ということになりますれば、これは到底この国会では終りません。