2010-04-28 第174回国会 衆議院 外務委員会 第14号
しかし、実際にあのときに既に、一番日本にとってバイタルな分野であります、交渉分野であります農産物貿易については、実は事実上、まず二〇〇七年の六月の中旬の時点でアメリカとEUが大きな基本的な手を握り、そして、それを踏まえて交渉委員会の委員長提案がなされ、その後、ラミー事務局長提案がなされたということ。
しかし、実際にあのときに既に、一番日本にとってバイタルな分野であります、交渉分野であります農産物貿易については、実は事実上、まず二〇〇七年の六月の中旬の時点でアメリカとEUが大きな基本的な手を握り、そして、それを踏まえて交渉委員会の委員長提案がなされ、その後、ラミー事務局長提案がなされたということ。
今の、特に農業交渉について、ラミー事務局長提案、そして改訂議長テキスト、これが今ベースとなっているところは御指摘のとおりでございます。まだまだ先行きは非常に不透明でありますけれども、とにかく、関係省庁と緊密に連携しつつ、早期妥結を目指して対処していく所存でございます。
まだ出口が見つからないという状況でございますが、日本政府が大変な努力をいたしまして、この二次事務局長提案に込められました八カ国、EU等と共同した八カ国提案、これは物すごく私はすぐれた提案でございまして、この八カ国提案が最終宣言案に入れられるように頑張るべきである、こういうふうに思います。
たとえば食糧備蓄についてのFAO事務局長提案とかそれから天然資源の恒久主権に関する国連総会決議とか、これは頭からおたくに関係するわけです。こういうものについてよくお読みいただいた上で、外務省とお打ち合わせをいただきたい。そして日本側のルールというのをびしっときめていただきたい、こう思うわけです。
特に四人の理事は全く古品払い下げ、あるいは知名度の高い知識人、あるいはまた何か権力を背景にしたような人で、この人たちが集まると、事務局長提案が異議なし、早く宴会、なんというようなことになる役員会であっては、これはたいへんだと思いのですが、この組織、機構の関係、役員配置の関係について、ひとつこれは局長のほうから御説明願いたいと思います。