2021-03-23 第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
そして、これグテーレスさんが、結局、しっかり各国にこの事前投資を含めて呼びかけられていることのその一つの理由は、結局これ、大事さ、重要性、事前防災の重要性ということは誰も否定しないわけでありますけれども、ただ、今起きていないことにお金をある意味出していくということでもあるわけで、やっぱり各国、二の足を踏んでしまうということなんだろうというふうに思っています。
そして、これグテーレスさんが、結局、しっかり各国にこの事前投資を含めて呼びかけられていることのその一つの理由は、結局これ、大事さ、重要性、事前防災の重要性ということは誰も否定しないわけでありますけれども、ただ、今起きていないことにお金をある意味出していくということでもあるわけで、やっぱり各国、二の足を踏んでしまうということなんだろうというふうに思っています。
一ドルの防災事前投資が七ドルの復興コストに匹敵すると言われるように、防災は、人命を守るだけではなく、復興コストを抑制し、貧困撲滅と持続可能な開発に寄与するものであります。この分野において、日本はNGO、NPO等の多様な主体と連携しつつ積極的な貢献を果たすべきであり、我が国の知見、経験を生かした防災の主流化を進めることが重要と考えます。
一ドルの防災事前投資が七ドルの復興コストに匹敵すると言われるように、防災は、人命を守るだけでなく、復興コストを抑制し、貧困撲滅と持続可能な開発に寄与します。 また、誰一人取り残さないとのSDGsの理念は、広く未来を担う子供たちの心に深く刻んでほしい重要な考え方です。そのため、教育の中に、具体的には学習指導要領に基づいてSDGsに関する学習を進めることを強く求めたい。総理の見解を求めます。
それ以外にも我が国の知見の発信、多岐にわたっておりまして、総理からは、ハイレベル対話で、女性のリーダーシップ発揮セッションなど、東日本大震災での教訓を基に防災及び復興における女性の役割について発信をしたり、閣僚級会合でも、ハード、ソフト一体となった対策、事前投資の重要性などを発信し、さらにテーマ別のセッションで、より専門的な視点からの我が国の知見を発信いたしました。
自然の猛威の前ではハードだけでは命を守れないといったこと、そして、ハード対策とソフト対策を最適に組み合わせることが必要だということ、さらには、被災後の防災、復興の取り組みには、女性を初め、多様な主体の参画とリーダーシップが重要であること、さらには、防災のための事前投資はその何倍にも当たる被害の軽減につながること、そして、想定外はあってはならないことなどなどでございます。
本会談において、国際社会において、防災の主流化の推進、あるいは防災への事前投資や、先ほど申し上げたビルド・バック・ベター、よりよい復興の重要性などについて意見交換を行っております。また、本年、日本で開催予定の日中韓防災閣僚級会合への李立国民政部長の参加を招請するとともに、実務レベルでの防災協力の推進についても話をしたところでございます。
本会談においては、国際社会における防災の主流化、開発や日々の暮らしに防災という視点を入れていくことが重要だという防災の主流化の推進、防災への事前投資や、より良い復興、ビルド・バック・ベターの重要性などについて意見交換をいたしました。また、本年日本で開催予定の日中韓防災閣僚級会合へ李立国民政部長の参加を招請するとともに、実務レベルでの防災協力の推進についても話をしたところであります。
人命や社会経済活動に甚大な影響を及ぼす大規模災害への備えとして、国境を越えた支援ネットワークの強化とともに、各国政府の防災、減災への事前投資の重要性が国際的に共有されつつあります。 こうした中、来年三月に仙台で開催される第三回国連防災世界会議は、我が国のこれまでの経験や知見を世界に発信し、各国の防災機能の向上に寄与する絶好の機会です。