2015-08-05 第189回国会 衆議院 法務委員会 第35号
その他、通常審における証拠の事前全面開示、代用監獄制度、人質司法の廃止、再審請求審における証拠開示など、国民の期待に応えてはいません。 自民、民主、維新、公明各党の修正案は、政府案の問題点を根本的に変えるものではなく、反対です。 以上、討論といたします。(拍手)
その他、通常審における証拠の事前全面開示、代用監獄制度、人質司法の廃止、再審請求審における証拠開示など、国民の期待に応えてはいません。 自民、民主、維新、公明各党の修正案は、政府案の問題点を根本的に変えるものではなく、反対です。 以上、討論といたします。(拍手)
今回、法制審議会が行われた際にも、十六年に改正になりました事前全面開示制度につきましても、特別部会において改めて議論されたところでございます。そして、その結果、構成員の総意によりまして基本構想が取りまとめられたわけでありますけれども、その折に、現行制度の運用状況を鑑みて、現行の証拠開示制度の枠組みそのものを改める必要はない、そういう結論に至ったところでございます。
先ほど申し上げましたとおり、やはり証拠を開示するというのが、司法取引の局面においても、再審請求の局面においても、あるいはそれ以外の局面においても重要でして、法制審議会でも証拠の事前全面開示ということが議論されたわけでして、何とか、この点については、さらに前進させていただくように法務大臣にお願い申し上げまして、私の質問を終わります。 ありがとうございました。
特別部会の議論の過程では、このような現行の制度を抜本的に改め、いわゆる事前全面開示の制度の採用を説く見解も見られました。
もし仮に一審で事前全面開示だと言うのなら、再審のところでも事前全面開示ということで整合性はつくかもしれませんが、一審のところの間口に対して、再審に入った瞬間に広がるというふうなことになると、これはまたちょっと逆立ちした制度ということになってくるかと思います。
また、まだ事前全面開示には至っておりません。更に事前全面開示の方向に向けた努力をお願いしたいというふうに思います。 最後になりますが、裁判員制度が二十一世紀の司法にとって画期的な改革となるということを本当に期待しております。真の市民参加を実現する改革として社会に定着していくことは非常に重要です。
○福島瑞穂君 鶏と卵の関係にもなるんですが、この最高裁判所が検証をやって、じゃやっぱり証拠の事前全面開示が必要である、捜査の可視化が必要である、根本的な大きな制度の中での提言になるのではなくて、むしろやはり個々の事件についてのせめて一般化にとどまってしまうんではないか、つまり検証の射程距離がもっと広範囲なところに行くのではなく、狭くなってしまって、裁判の迅速化のために対策が矮小化されてしまうんじゃないか