1948-05-20 第2回国会 参議院 司法委員会 第26号
それから第七條の第一項、裁判所は、「審問期日における取調の準備のために、直すに拘束者、請求代理人竝びに關係者の陳述を聽して、」「必要な調査をする」というふうに書いてあるのでありますが、この「拘束者、請求代理人竝びに關係者」というような書き方は、今までの法文では餘り見掛けませんので、拘束者、請求代理人等を例示的なものといたしまして、この記載を「拘束者、請求代理人その他事件關係者」というふうに改めたのであります
それから第七條の第一項、裁判所は、「審問期日における取調の準備のために、直すに拘束者、請求代理人竝びに關係者の陳述を聽して、」「必要な調査をする」というふうに書いてあるのでありますが、この「拘束者、請求代理人竝びに關係者」というような書き方は、今までの法文では餘り見掛けませんので、拘束者、請求代理人等を例示的なものといたしまして、この記載を「拘束者、請求代理人その他事件關係者」というふうに改めたのであります
そもそも簡易裁判所の設置されたるゆえんのものは、多數の官公署竝びに民衆多數の利便を目的とするいわゆる民主主義に基く革新的施設であるべきものと思量されますが、郡東部の多數官署の事件關係者である大多數の者が、きわめて不便なる山間部の稀にある妻町の裁判所にわざわざ出張して事を決せねばならぬというがごときにいたりては、まことに時代錯誤もはなはだしく、依然として封建的權カ政治の現れと言うのほかなく、かくのごとき
なお事件關係は、これまた昭和二十一年一箇年中の統計をとつたのでございますが、多治見市、土岐郡、惠那郡、これが民事、刑事を合わせまして、合計千二百四十九件ございます。これに比較いたしまして、可兒郡、加茂郡は合計五百八十七件でありまして、從つてこの點から考えましても、多治見市に多治見支部の設置の必要性をぜひお認め願いたいと考えておるわけであります。
しかしながら道路運送委員會はこの諮問事項に對しまして意見を述べるにあたり「事件關係人又は參考人に對し、出頭を求めてその意見又は報告を徴しなければならない。」という規定もございまするし、これらの問題につきまして意見を述べるにあたりましては、廣く各方面の意見をできるだけ徴しまして、公正な意見を述べることに相なつております。