1947-12-06 第1回国会 衆議院 予算委員会 第29号
この補正豫算(第一一號)の歳出の内譯を申し上げますれば、内務省の廢止、建設院内事局及び地方財政委員會の設置等に伴う經費の増加一億七千三百十餘萬圓、第一囘國會の會期延長等に伴い必要な經費三千二百四十餘萬圓、議員會館敷地買收に必要な經費九百十萬圓、掠奪物件處理事務に必要な經費百二十餘萬圓、納税運動實施に必要な經費二千萬圓、租税收入確保のため必要な經費一億八千四百萬圓、物資の隱退藏事件處理のため必要な經費六千八百五十餘萬圓
この補正豫算(第一一號)の歳出の内譯を申し上げますれば、内務省の廢止、建設院内事局及び地方財政委員會の設置等に伴う經費の増加一億七千三百十餘萬圓、第一囘國會の會期延長等に伴い必要な經費三千二百四十餘萬圓、議員會館敷地買收に必要な經費九百十萬圓、掠奪物件處理事務に必要な經費百二十餘萬圓、納税運動實施に必要な經費二千萬圓、租税收入確保のため必要な經費一億八千四百萬圓、物資の隱退藏事件處理のため必要な經費六千八百五十餘萬圓
ときの檢事總長は終戰後一箇月にして全國の檢事長及び檢事正に對して、終戰に伴う經濟事犯處理に關する件という九月十四日附の通牒を發しまして、終戰の混亂に乘じ軍需物資の處理軍需産業關係の經理に關する不當の措置に對する嚴重なる檢察を命じ、その後數囘にわたりまして次長檢事からも事件處理の徹底を指令したのでありまするが、年があらたまりまするとともに、司法、内務兩省打合せの上昭和二十一年二月全國的に一齊取締りを斷行