1979-05-24 第87回国会 参議院 外務委員会 第12号
その会談で、田中総理は、今回の事件は不幸な事件だったが、金首相が事件収拾のためにわざわざ来日したことを多とするというふうに、当時、政府は発表しているわけです、日本は。ところが、金総理の方は、いろいろな問題を協議するために日本に行ってきたんだ、そのついでに金大中事件に対する遺憾の意を表したと言っておられる。まず、その食い違い、それは細かいものだと言えばそれだけれども。
その会談で、田中総理は、今回の事件は不幸な事件だったが、金首相が事件収拾のためにわざわざ来日したことを多とするというふうに、当時、政府は発表しているわけです、日本は。ところが、金総理の方は、いろいろな問題を協議するために日本に行ってきたんだ、そのついでに金大中事件に対する遺憾の意を表したと言っておられる。まず、その食い違い、それは細かいものだと言えばそれだけれども。
なお、この間、二日に、この事件収拾のために両国首脳会談が行なわれた。その際に田中総理が、沖繩の海洋博覧会の労務者不足問題に及んで、金首相に対して労務者の提供を要請した。あの場合、あの場所において、そのような不見識なことをなぜ言ったのか。やはり心ある国民は、総理のそうした姿勢に対して非常に不可解な、理解できがたい、そういう感じを抱いております。一方、沖繩においては当然反発をした。
あの事件収拾のために、同年六月十五日、本院において全員協議会が持たれ、当時議長たりし堤康次郎君が座長に着き、司会者松村謙三君のもとに、時の日本社会党書記長より党を代表して国民に対する陳謝の発言がありましたことは、皆様よく御記憶の通りであります。そのときの発言を記憶のままに呼び起こしましょう。
それから井出第八方面本部長は、今事件収拾のためにどうしても手が抜けぬからという返事がございました。それから大麻国務大臣は後刻出席されるという通知がございました。次にただいまの御出席は石井警察庁長官、山口警備部長、それから河崎東京調達局長は後刻出席するという返事がございましたから、間もなく出席されることと思います。 それでは警察に関する件について調査を進めます。
内閣全体としての事件収拾策について、総理のお考えをただしたいのでございます。 質問の第二は、国鉄首脳部の従業員に対する指導方針についてでございます。相次ぐ国鉄の災害に対し、国民がひとしく抱いている疑惑は、国鉄職員の職務に対する忠実さが、近来著しく減退したのではないかということでございます。(拍手)その原因はどこにあるか。