1958-03-14 第28回国会 参議院 予算委員会 第11号 好ましいことは、先ほどお話のありましたように、人間の心の中に争闘精神がなくなって、あるいは武力、自衛そのものもなくなるということがあり得れば、非常にけっこうなことである、これはしかし大きな理想かと思うのであります。国家におきましても、やはりいろいろな過程で、現状においては武力をもってお互いにまだ対峙しなければ平和が達成できないのだという観念も、一部にはあることはむろんであります。 藤山愛一郎