1999-05-25 第145回国会 衆議院 法務委員会 第16号
この法案が、争議団など労働組合をその標的の一つとしていることは否めないというふうに考えます。 マネーロンダリングについてであります。 今回のマネーロンダリングでは、麻薬、銃器など典型的な組織的犯罪とされる罪だけではなく、傷害、窃盗、詐欺、横領など刑法上の主要犯罪だけで五十以上、商標法、著作権法など極めて多数の特別法上の罪が前提犯罪とされ、その範囲が著しく拡大されました。
この法案が、争議団など労働組合をその標的の一つとしていることは否めないというふうに考えます。 マネーロンダリングについてであります。 今回のマネーロンダリングでは、麻薬、銃器など典型的な組織的犯罪とされる罪だけではなく、傷害、窃盗、詐欺、横領など刑法上の主要犯罪だけで五十以上、商標法、著作権法など極めて多数の特別法上の罪が前提犯罪とされ、その範囲が著しく拡大されました。
しかし、すべての争議団がそういう援助者を持っているわけではございませんから、現況調査報告書というものでそういう状況にあるのだということを知らなければ、裁判所は悪意がなくても立ち退き命令等を出してしまうおそれがあります。
例えば、会社が倒産状態に陥った場合、会社の土地・建物を労働組合や争議団が占有して、会社債権や時には不払い退職金の支払いを求めて争議状態に入ることはよくあることである。現在、会社や会社の債権者らが、労働組合や争議団の立ち退きを裁判所に求めるには、立ち退き断行の仮処分や明け渡しの本訴がある。裁判所は、解決が正当かなどを審理して命令や判決を出す。
一方では、従来、いわゆる『背後資本』という立場から、労働者への解雇、「合理化」、下請いじめなどの采配を振るい、時として労組・争議団などから厳しい『社会的責任』の追及を受けてきた金融資本が、今回の法改正によって、今度は「社債権者の利益を代表」という公的べールをかぶって、みずからに対する責任追及を回避しつつ、一層労働者、下請企業への過酷な攻撃を強めてくる根拠を付与するものと言わざるを得ません。
争議団の人々はアルバイトをやる、または物品販売をやる、そうしてプールしたお金の中から、独身者は十万九千円をもらう、借りるんですね。既婚者は十二万円から十六万円を借り受ける。大体平均で十三万円の収入で今必死になって生活を支えているという、そういう状況にあるわけであります。
ただ、そのときも申し上げたのでございますが、これは決して、ちょうど皆さん争議団をつくって苦労されているというお話でございましたので、決してそれを妨害するとか分裂さすとか、そんな意図は全くなしに、ともかくぜひとも職業安定所の方と御相談をいただきたい、ぜひとも最大限の努力をして御紹介を申し上げるからというようなお話をそのときもいたしましたが、私どももできる限り精いっぱい、安定局長もお話しをしておりましたが
そうでないと、憲法上の権利に基づいて、そして組合法上の権利を行使して部分的な占有をしている、それだけの争議団に対して、占有屋、地上げ屋あるいは暴力団と全く同じレベルに律する法律のままに通ってしまいます。これはまことによくない、明確な適用除外を設けるべきだというのが私の意見でございます。
去る一月十三日、山谷争議団の山岡さんという方が暴力団にピストル四発で殺害されるという事件がありました。これは、五十八年十一月以来暴力団による手配師が入ってきたために労働者側とトラブルが絶えないということが背景にあるわけでございます。御存じと思いますけれども、四大寄せ場と言われる、東京は山谷、横浜は寿町、名古屋は笹島、そして大阪は釜ケ崎、こういうふうにあるわけです。
うち七十一名が、現在争議団を結成して東京地裁など四裁判所で解雇撤回の提訴をして争われていますけれども、解雇―提訴に至る経過をごく簡単に述べてください。
それから、右翼の共闘会議を開いたんですが、ここの席上、瀬戸山さんが、世論の盛り上がりの熟成をつくりあげることに努めてほしい、中曽根さんは、できる限り協力は惜しまない、中山正暉さんは、われわれの手で改憲の輪を広げていきます一実際の集会には、島村宜伸氏ら初め二十四人の自民党の議員が紹介議員となって憲法、われわれから言えば改悪なんですけれども、この紹介議員もやっているとか、あるいはホテル・ニュージャパンの争議団
そのアルバイト先にまで干渉して、アルバイトをしていると、その商店が金庫へ融資を申し込んだら、争議団の一人を使っているが、裁判を取り下げさせるか、それとも首にするかと融資条件をつけてきたというのです。これは余りにも冷酷じゃないですか。首を切られる理由がないのに首を切っておいて、首を切られた者が生きなければしょうがないから働いたら——狭い土地ですよ、福知山というのは。
ただ、具体的な事件について、それを組合ないしは争議団の統一意思に基づく争議行為であるか、あるいはほかに理由があるのか、ないしは各個人個人がかってに拒否したのがたまたま一緒になったか、その辺は事実認定の非常に微妙なところであろうかと存じまして、そういう点は地労委において慎重に審議をしてもらいたいと思っております。
その場合に、今回のケースが争議行為として組合ないしは争議団の意思決定に基づいて欠務したものであるか、自然発生的に個々人がたまたま多数、身の危険を感じて欠務したものであるかというような点につきましては、さらに事実を慎重に調べなければなりませんが、いずれにしても、この労調法違反の事件につきましては、地労委の請求を待って論ずるということになっておりまして、判定機関は地労委でございまして、目下地労委で慎重審議中
そうして一般のビラというのは、短期間に集会の知らせをするとか、あるいは争議団の訴えをするとか、いろいろそういう短期間のものです。そういうものはきたないから許さないと。きたないということと憲法上の表現の自由という問題はどっちが大事なのか。そういうことを、いまあなたは言われた。言った口の下からあとを見れば、警察のものとか官公庁のものとか、そういうものは幾らでも張っていいということになっている。
これはこの事件に限らず、労働争議の場合に、しばしば会社が暴力団なるものを雇って争議団を攻撃するというような事件があるわけですが、たとえば三井三池の久保さんという人が殺されたりした事件が起こっておりますし、最近でも三光自動車の委員長が殺された事件、いまだに犯人が出てこないようなことになっている。
○佐野芳雄君 そうしますと、これはあとでいろいろお聞きしたいと思いますけれども、いまあなたは警備員とおっしゃいましたけれども、一体それは警備をすることのできるような相手じゃないのですね、初めから何らかの意図をもって、会社の意図に基づいてか意思に基づいてか、いわゆる争議団と申しますか、あるいは会社の好ましくないと見ておるものに対して圧力をかける性格を持ったものであるというふうに理解せざるを得ないのですが
これもあなたたちの立場から見れば公安労働事件というのでありますけれども、会社の不当解雇に対して、会社で雇うた暴力団と争議団との間に、暴力団のほうから傷害事件を引き起こしておっても、現在の検察当局の立場から見れば、やはりその問題はあなたたちはいわゆる公安事件という立場で取り上げておるではありませんか。
これらは、いかに警察・検察当局が争議団を抑圧するために、多数を乱暴に、十分な法的根拠なく逮捕し、起訴すべからざる者まで起訴して、多数の無罪者を出し、人権じゅうりんをあえて行なっているかの、一つの証拠であると断言できると思うのでございます。
(拍手) 同時に、裁判もまた公正を欠くものでありまして、ある小作争議で、私どもは、争議団本部の家屋を借りまして、六カ月の前払いをいたしたのでありますが、後に、消防団を動員いたしまして、屋根をまくってしまった。屋根をまくってしまったから、われわれは逃げ出した。
この点は後ほど医務局長にもお答えをいただきたいと思いますが、それよりも重要な問題は、二十三日でありましたか国会でこの問題を取り上げてから、二十四日の午後になりまして警察官と木幡組とによって、現在争議団の本部になっている組合員の寮の背後のあき室から何物かを持ち去ろうとした事件が起こった。あとで調べてみると、どうもそれが盗聴器のレコーダーらしい。
これは私ども、人の名誉にも関する問題になりますし、この争議団に対する警察の問題ではなくて、もっと大きな政治問題に発展する一つの事実が介在しているのじゃないかという疑いが十分あります。
○田中(織)委員 なお伺いたいと思いますが、時間の関係もありますので私最後の一問で終わりますけれども、今までの経過の問題から考えましても、私はいわば争議団の一挙手一投足に警察が出てくるという感じを実は率直に持っておる。
最近は、ほんとうは労働争議をしている争議団員よりもオルグ団が、あそこの治安を乱しているのではないか——私は想像でありますが、想像されるような状態である。それが完全に、様子を見、話を聞いてみますと、警察と同じような組織を作っているそうです。軍隊組織です。中隊組織です。そしてなかなか軍隊式行動をやっている。休め、足をふけなんという号令をかけるそうです。これは驚き入ったるオルグ団の状況です。