1999-08-11 第145回国会 参議院 本会議 第44号
当然ですが、予防逮捕、そういうことはできません。 しかし、この盗聴法、組対法は、事前盗聴を認めているわけですから、事前捜索を認めていることになります。犯罪は、初めに犯罪ありき。ある人がどんなに嫌らしいことを考えていても、どんなにふらちなことを考えていても、そのことのみによってその人は逮捕をされたり、捜索をされたりしてはいけません。
当然ですが、予防逮捕、そういうことはできません。 しかし、この盗聴法、組対法は、事前盗聴を認めているわけですから、事前捜索を認めていることになります。犯罪は、初めに犯罪ありき。ある人がどんなに嫌らしいことを考えていても、どんなにふらちなことを考えていても、そのことのみによってその人は逮捕をされたり、捜索をされたりしてはいけません。
○細谷(治)委員 大臣の言葉を聞くと、あなたやはり予防逮捕論が頭にありますよ。これは泥棒しそうだからあらかじめ逮捕しておこうか、そういうあれじゃだめです。もっと強い、そして正しい気持ちで臨んでいただきたい、こう思います。時間がありませんから、もうこれ以上申し上げません。 まだ二題ばかりあるのですけれども、時間がないようでありますから……。
その中に予防逮捕が何人いるか知りませんけれども、とにかくそういう状況で、軍隊が拉致していって殺してしまってほうり出して、それをサルベージした死体が千五百ある。
たとえば飯田橋における問題、いわゆる凶器集合罪だというけれども、専門的な法律学者は、戦前の予防逮捕じゃないか、こういうことがいわれております。問題点でありますが、さらに博多駅の問題は警職法二条によったんだ、こういうことでありますけれども、警職法二条ではとてもあんなことはやれるはずがない、こういうふうに当時それを見ておりました九大の井上教授等も言っております。
従つて先刻も申し述べますように航海安全業務、その他難船救済または密漁なり密入国、密貿易等の取締り、海上の犯罪の予防、逮捕、鎮圧といつたような警察事務等も、両方兼ねておる次第であります。密漁の取締りということは、厳格に言えば農林省関係であり、密入国等の取締りは外務省関係であり、また密貿易関係は大蔵省関係であると思います。
これらの仕事は御承知のように密入国の取締り、また密貿易の取締り、密漁業の取締り、さらにこれらに関連して海上における犯罪の予防、逮捕、鎭圧というようなことをさすのであります。同時にわが国の漁船の保護、マッカーサー・ラインを解消するということになりますと、今後非調印国との間に相当トラブルが起ることを憂慮いたしておるのであります。