1992-05-20 第123回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
そういたしますと、この免許制を維持しながら、免許制に固有の予防監督行政と証券取引等に関する犯則事件の監視、すなわち市場監視との双方が両立し得るような制度をつくり上げていくほかございません。法案によりますと、同委員会は大蔵大臣のもとに置かれる組織ではありますが、その任命には国会の同意を要しますし、委員の身分は保障されており、独立して職務を行うのだということが法律に明記されております。
そういたしますと、この免許制を維持しながら、免許制に固有の予防監督行政と証券取引等に関する犯則事件の監視、すなわち市場監視との双方が両立し得るような制度をつくり上げていくほかございません。法案によりますと、同委員会は大蔵大臣のもとに置かれる組織ではありますが、その任命には国会の同意を要しますし、委員の身分は保障されており、独立して職務を行うのだということが法律に明記されております。
そうしますと、この免許制につきましては、私も自分の本の中にかなり詳しく書いておるのでありますが、結局これは予防監督行政を行うことができるというところにこの免許制のメリットがございます。
それから後、予防監督行政等々を行っていって、そしてそれでもうまくいかない、違反等々があった場合に、最初入り口で入場させた免許権者が、それについての責任をとって処分するというのが免許制そのものの本来の性格だろうと私は位置づけておるわけでございます。