2001-06-13 第151回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
ただいま先生からお話のございました陸前高田市の高田の松原、まさにこういうところを守っていく、そういうところに重点的に対策を講ずるという考え方に立ちまして、いわゆる予防散布、伐倒駆除等の的確な防除を図るとともに、周辺松林の他樹種への転換等、総合的な対策に取り組んでいるところでございます。
ただいま先生からお話のございました陸前高田市の高田の松原、まさにこういうところを守っていく、そういうところに重点的に対策を講ずるという考え方に立ちまして、いわゆる予防散布、伐倒駆除等の的確な防除を図るとともに、周辺松林の他樹種への転換等、総合的な対策に取り組んでいるところでございます。
そういう中で、先ほど先生のお話がございましたように、私ども、昭和五十二年の松くい虫防除特別措置法という法律で、予防散布あるいは被害が出た後は伐倒駆除という形で対策を講じてきたわけでございますが、二百万立方を超える被害があるということで、昨年、松くい虫被害対策特別措置法という法律を改正をさせていただきまして、時別伐倒駆除という新たな手法、それから、被害が非常にひどくなっている場所につきましては、松の林
六十四万ヘクタールのうち、ヘリコプターで予防散布をする区域が約十三万ヘクタール、被害の出ております松林面積の約二〇%をこの特別防除、ヘリコプターで薬をまくという事業をやらしていただいておりますが、残りの八〇%につきましては、秋口から冬にかけて黄色くなった、枯れた松を一本一本切りまして、切った上に薬をかけて木の中に入っておりますマツクイムシを殺す、こういう手法でやっておるわけでございますが、先ほど来申
しかし、いかんせん、いろいろな関係で制約があるということも事実でございますので、そういう制約の中ででき得るものについてあらかじめの予防散布を実施させていただく。したがいまして、本来ならば空中散布をすれば被害を防除するという意味ではいいのだというところで空中散布ができないところにつきましては、地上から薬をまくような手法をとらしていただいております。
それの特別法として松くい虫防除特別措置法というのを五十二年にお願いをしたわけでございますが、したがいまして、私どもこのマツクイムシの退治につきましては、予防散布であります空中散布、あるいは被害が出たところを、後始末といいますか、被害木を切り倒しましてその切り倒した木に薬をかけるというような措置、いろいろやっているわけでございますが、五十二年から、五十五年度の執行予定も含めますが、全部で二百五億八千八百万
昭和五十二年度から予防散布をやってきておるわけでございますが、昭和五十二年度に予防散布を開始した個所につきまして、百二の定点と申しますか、そういう測定をする場所を決めております、それから五十二年度から空散を開始している個所について三十七定点、五十四年度に開始している個所では二十八の定点を設けまして、それぞれ経年的にその効果を調査してきております。
この論文は「マツ生立木に対する予防散布」という論文でありますが、これを見ますと、スミチオンは、千葉でやった経験でありますが、千葉の二年目の試験によると、前年度散布したスミチオンが一%の高濃度であれば翌年まで効果が持続しておる、こういうふうに書いてあるんですね、一%。
なお、予防でございますが、先生のほうがよく御承知いただいているのでございますけれども、四十八年度は薬剤予防は約五千六百ヘクタールということで、予算といたしましても一億四千万円程度しかございませんでしたが、このように空中予防散布が非常に効果が大きいということで、四十九年度はそれを倍にいたしまして、対象面積といたしましては一万二千ヘクタール、予算として約四億と、三倍程度に拡大いたしておりますし、また、立木駆除等