1949-05-25 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第25号
もう一つは俗にいう予約加入の仕方になつておりますが、半年を限つて、選挙権などは與えませんが組合並みに取扱つて行くという、この條項があります。これだけをお認め願いたいと思うのであります。
もう一つは俗にいう予約加入の仕方になつておりますが、半年を限つて、選挙権などは與えませんが組合並みに取扱つて行くという、この條項があります。これだけをお認め願いたいと思うのであります。
なお旧い産業組合法におきましては予約加入の方法もございましたが、例の員外利用の点もありますので、半箇年の仮加入というものを認めまして、なるべくこの組合のうちに包容して行くような組織を持ちたい。それと産業組合から組織を変更いたしました消費生活協同組合と農林中央金庫との関係でありますが、それらの点を規整いたしますために経過規定的なものをこれに加えたのであります。
尚、曾ての産業組合に予約加入の例がありましたが、ほぼこれに倣いまして六ケ月間の期間を限りまして組合員となることのできる事項を差加えました。前申しましたように、信用事業ができることになりますると、從來のように出資額を一組合員が総出資額の四分の一までを持つということに考慮しなければならない点ができます。