1967-05-22 第55回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第1号
それから、原子炉は、熱出力三十六メガワット、ただいまのところでは予算船価といたしまして一隻約五十六億円でございます。で、四十二年の夏ころまでに契約ということをいたしまして、それから四年ほどかけまして、四十六年の末までにこれを完成したい、こういうものでございます。
それから、原子炉は、熱出力三十六メガワット、ただいまのところでは予算船価といたしまして一隻約五十六億円でございます。で、四十二年の夏ころまでに契約ということをいたしまして、それから四年ほどかけまして、四十六年の末までにこれを完成したい、こういうものでございます。
したがいまして、予算船価ではそのまま契約を結ぶことがまずできない。
その間、この船の建造費としましては、一応原子力委員会に専門部会を置きまして、おおよそ見当をつけていただきましたところに従って、三十六億円という予算船価をいただいたわけでありますが、昨年二月に原子力船開発事業団が造船七社に対して建造の見積もり提出の要請を行なったところ、いずれもこれを辞退されまして、三月に入りまして造船工業会のあっせんにより石川島播磨造船会社を随意契約の相手として、原子力船事業団と折衝
○村田政府委員 前の国会においても御答弁申し上げたと思うのでございますが、確かにただいま内海先生のお話にございましたように、三十六年ころ予算船価のベースになりましたものをはじきました際には、サバンナ号の建造費等についてのこまかいデータ等はわかっておりませんでした。また、ドイツのオット・ハーン号の建造につきましてのこまかい船価等についてのデータはわかっておらなかったと思います。
○村田政府委員 御指摘の、予算船価三十六億円に対しまして、事業団が行ないました基本設計そのものが若干の値上がり要素を含んでおった、こういう点についてどういうことか、こういう御質問と考えますが、まず最初に、三十六億円の予算船価を見積もりましたのは、その基礎となりました、当時原子力船研究協会というのがございまして、ここに政府から委託いたしまして、原子力第一船の概念設計をやっていただいたわけでございます。