1988-08-03 第113回国会 参議院 本会議 第4号
しかるに、政府の六十四年度予算概算要求枠では、軍事費が六・四%増、政府開発援助が九・四%増と特別の優遇を与えています。政府自身、国連の場で表明した態度に反し、世界の流れに逆行するものではありませんか。明確にお答えいただきたい。 第三に、米国会計検査院の報告によると、あのイージス艦の性能検査は不正確で不完全であったと、かように指摘されているではありませんか。
しかるに、政府の六十四年度予算概算要求枠では、軍事費が六・四%増、政府開発援助が九・四%増と特別の優遇を与えています。政府自身、国連の場で表明した態度に反し、世界の流れに逆行するものではありませんか。明確にお答えいただきたい。 第三に、米国会計検査院の報告によると、あのイージス艦の性能検査は不正確で不完全であったと、かように指摘されているではありませんか。
これについてどうしようとするか聞きましたら、どうもマイナス一〇%になると六十億、しかし六十億はかなわぬ、五%の三十億程度にがんばろうと思っているんだというようなことを言われているんですが、五十八年度の予算概算要求枠内にかかわる失対事業費の削減問題についてどういうお考えをお持ちかお聞かせしてください。
防衛費の問題でございますが、総理はいままであらゆる場所で、防衛費の総額はGNPに比して一%以内である、こういうことを明言されてきておりますが、去る十九日の朝日新聞に、自民党の安全保障調査会、国防部会など防衛関係部会が、来年度の防衛予算概算要求枠を一%を突破してもやむを得ない、こういうことで、防衛費の一%枠を突破しよう、こういう力が働いておるようでございますが、一方総理が自民党の総裁として一%以内と言
総論段階は、当然のこととして異論を唱える声は表向きに出ておりませんが、予算概算要求枠の設定、歳出削減、補助金カット、政府予算案決定へと進むこれからの第二段階、各論の段階では、与党内、閣内に相当の不協和音が出るのではないかと予想をされます。