1948-06-29 第2回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
まず外務省及び文部省所管の予算案について、審査をいたすことにいたしますが、審査に入ります前に、政府側より提案の内容説明を聴取いたすことにいたします。
まず外務省及び文部省所管の予算案について、審査をいたすことにいたしますが、審査に入ります前に、政府側より提案の内容説明を聴取いたすことにいたします。
次は労働省所管の予算案を議題として審査にはいります前に、労働省側より提案の内容の説明を聴取いたしたいと存じます。大矢政務次官。
○塚越政府委員 昭和二十三年度予算案中皇室費につきまして、御説明を申し上げます。 皇室費は御承知の通り内廷費、宮廷費、皇族費にわかれておりますが、その昭和二十三年度予算額は五千八百七十八万五千円でありまして、昭和二十二年度予算額に比較し、二千七百十三万三千円の減少となつております。
すでに会期も明日一日に迫りまして、とにかく予算案に関連する一切の法律案をば、速やかに審議しなければならぬという緊迫した情勢のもとにおきまして、われわれはべんべんとしてこれを待つということはできません。
○北村國務大臣 これは今朝來たびたび申し上げたことでございまして、ごく卒直に申し上げますと、法立案と予算案は並行しなければならぬことは当然であります。ところが予算案中に容易に了解がつかなかつた分もあるし、またこれに伴う法律案の中で、ひつかかつているものがあるというような事情で、相前後いたしまして、それがために全体としての中に狂いがある。
○磯崎委員 ただいまのいろいろな問題になつております事項でございますが、由來私どもは、このきわめて重大なる予算案に対しましては、心魂を注いで健鬪を惜しまず、今日まで進行してきた。一体この二十三年度の予算が、六月のどたんばまでまいりまして、これからまだ相当な日数を要するであろうということに相なりましたこの根底は、少なくとも現内閣の重大なる責任問題でなければならぬと考えております。
われわれはこの予算案が重大であればこそ、政府がまた予算案が重大であるということを宣傳をして、しかも一切の政府に不利な政局も、うまくこの予算案との符合によつて責任を逃れようとしている悪質な政府の意図、しかもそういうふうなときに、政府みづからそれをば放棄する。大臣みづからが予算の審議を放棄する。これは私は國会に対するところの一つの重大な侮辱であると思う。この責任は單なる釈明程度でことを運んだらどうだ。
それでありますから、この財政委員がやめられたという点につきましては、できるならばこれを早く補充しまして、その補充された人たちの再編成された委員会によつて予算案をもう一度組み直して、政府案と折合わしていただくのが当然であろうと思いますけれども、その暇がなければ、何とか政府と自治体側とが折合う方法を講じていただけませんでしようか。その点につきまして何らかの具体的な案をお考え願いたいと思います。
○松野委員 結局この案でまいりますと、物價の値上りするたびに府縣民税の引上げ、または事業税率の引上げ、あるいは附加税の引上げ以外には考えられない予算案でありまして、どうしても國務大臣の御意向と、私も相一致するところがあるのであります。
○野本委員 予算案に見えます医療施設補助費としての五千四百四十六万二千円というものは、そういうもの及びその他どういうものを含んでおりますか。
第二に、行政管理廳の予算でありますが、これは今回提出されておりまする本予算案には五百九十余万円が計上されております。 第三に人員でございますが、ただいま予算に計上し、予定いたしております人員は、雇員傭人をいれまして百二人であります。そのうち官吏が五十一名と予定いたしております。これに対しまして現在の行政調査部及び行政監察委員会の両者の定員を合しましたものは九十六名であります。
実にわれわれの前に提供せられておるところのこの予算案が、はたして維持せられるかどうかという基本問題に触れるのであります。そうしてそれによつて、わが國民がもたねばならぬところの生産が、増強せられるかどうかという、その点に触れてまいるのであります。もしもこの統制経済を維持するために、生産が減退していくような原因を、多少でもそのことによつてつくるならば、これについては、大きな檢討をいたさなければならぬ。
先ず第七條の内廷費の定額でございまするが、昭和二十二年の年初当時、皇室経済法の施行に関する法律案及び同年度の予算案作成の際、当時の物價状況その他を勘案して八百万円と定められ、その後の経済情勢にも拘わらず、今日に至るまで変更されておらないのであります。政府といたしましては、現在の物價情勢並びに今後の物價改訂の影響等を織込みまして、この際、これを二千万円に増額することが必要と考えるのであります。
やはりそれを何らかの形において現わして、初めて司法権の公正の前にはどこまでも熱意と誠意をもつていく法務総裁であるということが明らかにせられることに相なるのでありますから、さような誤解を生ぜしめない意味からいたしましても、なるべく早い機会において、こういう問題を処置することこそ望ましいと思うのでありますが、予算案でも通過すれば、その手続は運ばれましようか、どうでしようか。
まづ第七條の内廷費の定額でありますが、昭和二十二年の年初当時、皇室経済法の施行に関する法律案及び同年度の予算案作成の際、当時の物價状況その他を勘案して八百万円と定められ、その後の経済状勢にもかかわらず、今日に至るまで変更されておらないのであります。政府といたしましては現在の物價情勢並びに今後の物價改訂の影響等を織りこみまして、この際これを二千万円に増額することが必要と考えるのであります。
八百万円を二千万円にした増額の根拠でございますが、実は昨年度において八百万円とおきめを願いましたのは、先ほど提案理由においても申し上げましたように、昭和二十二年の当初の法律案並びに予算案作成の際に考えておりましたところの物價水準その他によつて八百万円と定められたのでございます。
さらにこの問題は、政府はもうすでによし惡しを言いながらも、一應ともかく政府予算案を決定し、法律案も決定して、議会に提出して、あとはかかつて國会の皆さんの審議に依存するほか方法がなくなつたので、この知事会議全体は、今日あげて國会方面の関係部署に事情の開陳を申し上げて、御了解を得、御協力を得るということをいたすために今日参り、その結果をもつて、明日十時よりさらに集まりまして、問題になつておりまする重要な
それはその区内に所属いたしますところの町村に適当な負担率をきめておけば、その率に應じてその予算案をつくることもできれば、またそれに対して各町村の議会の審議にあたりましても、事教育に関する限りの予算は、最低の動かすべからざるところの基準をきめておけば、その点においても大きな支障はないと考えますが、その支術面において今の煩瑣なということを解消する方法があることについては、どういうお考えをもつておりますか
○國務大臣(芦田均君) ヨーロツパやアメリカの立憲政治の運用を御覧になるとお分りになる通り、その予算修正が政府不信任の意味を伴うときには、その予算案に信任投票を掛けるのであります。この予算の修正が政府に対する信任であるか、不信任であるかを決めるというのが慣例であります。我が國におきましては不信任案を出す例はありますが、信任案を出すということはありません。
統制額(甲)と申しますか、その場合逐次これを実施するということになりますと、これはこれに基いて今の予算案に計上されておる價格差補給金ですね。あれはこれに基いて支拂うことになるのでしようか。その点を伺います。
そういう措置を早く講ずる必要があるので、こういう應急措置を講ぜられたと思うのですが、若しか予算案が通らなければ、価格差補給金は現実に出ないということになる、この趣旨と多少反して來るのじやないかと思うのです。
○芦田國務大臣 五箇年計画と予算案と関係ないということは私は申しません。五箇年計画という見透しを頭に置いて二十三年度の予算をつくつたのであります。なお経済再建五箇年計画を完成するために委員会が設置されたことも、御承知の通りであります。そしてその委員会は、すでに数回会合を重ねているということも、おそらく御承知のことと思います。
○芦田國務大臣 現在の難局に処して、いなかる政策が最も適切緊要であるかという見地から、昭和二十三年度の予算案を編成し、また行政整理その他については、今朝参議院の本会議で発表した通り、第一着手の行政整理も実行いたす所存であります。
それは予算案全体に関連しますが、ともかくも極めて非現実な上に立てられておる点では同一であります。
それからさらにその定員に関する改正法律案は、昭和二十三年度の暫定予算によるところの増員に基きまして法律案を起案いたしたのでございまするが、現在國会に提案しておりまする二十三年度の本予算におきまして、さらに増員の予算が認められまして、これが御審議を仰いでおるのでございまして、おそらくこの予算案は國会において御協賛を得られるのではないかと期待いたしておりまするが、もしさような結果に相なりまするならば、この
○中村(寅)委員 私は政府が出される予算案に対しては、一應與党の間では当然話合いがあつて、そして一致した上で出されるということにならなければいかぬと思う。今度のように、もしも野党、與党の別なく反対する予算案を出すというのは、どこに根拠をもつておられるかということがわれわれには疑われるのであります。そうしますと、與党にも野党にも根拠のない内閣というものは、政党内閣としての本質を失つたものである。
○中村(寅)委員 そうしますと、政府が今度出しました予算案に対して、私は野党の反対があるということはうなずけると思うのでありますが、今度の予算案に対しては、與党の中に反対があるという奇現象を呈しておるのであります。社会党とか、あるいは國民協同党が反対するということは、これはまだしもでありますが、総理が率いていられるところの民主党の中に反対があるということは、私は非常におかしな現象ではないかと思う。
○芦田國務大臣 欧米の例を特に私が引く必要もないと思いますが、民主主義政治が古くから行われておる國においては、今中村君のお話になつた予算案の全面的の修正というがごとき場合には、たいてい與党がその修正案に対して信任案をともに出すのであります。そうすると議会は予算の修正案を討議すると同時に、内閣の信任案を討議する。つまり予算案に対して與党が信任案を同時に出すという形によつて議会に臨む。
しかし現下の自治体の予算といたしましては、府縣会にいたしましても市町村会にいたしましても、そういう余裕がないのでありますから、そういう点において運営上に支障を來してはいかぬという点から、かような機関を設けようというわけで財政委員会では要望をしたのでございますが、その具体的な法案を出す前に一應財政委員会で出した予算案に対して檢討を加えた結果、最後にその起債に対しましては前年度のような轍を繰返さないように
これは消防施設を持つておりません都市は別でありますが、消防施設をもつておる大都市におきましては、大体警察費の半額が消防費事に使われる状態になつておりますので、こういう点が考えられておるかどうかという点、從つて要約して申し上げますと、第一点はこの法案を審議する上において、政府の予算案の中にこれを織入れて、なお本予算の修正ができ得るかどうかという見透しであります。
○遠野政府委員 萩市水道の拡張については、その必要をとくと認めていて、本年度予算案にも、六十万円の補助を計上し、目下國会の審議を願つている次第である。國家財政の状態よりこの程度をもつて、事業を完了されるよういたされたい所存である。 —————————————