1972-09-12 第69回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
今後、土地税制の問題あるいは地価の抑制という問題は、予算ぶん取りでなくて、よほど真剣にお考えにならなければならぬ、かように考えるわけであります。 この点につきまして、自治大臣、建設大臣の御意見を承りまして、質問を打ち切ります。
今後、土地税制の問題あるいは地価の抑制という問題は、予算ぶん取りでなくて、よほど真剣にお考えにならなければならぬ、かように考えるわけであります。 この点につきまして、自治大臣、建設大臣の御意見を承りまして、質問を打ち切ります。
なるほど、予算編成前には、物価安定会議や財政審議会などから、総需要抑制の必要が強調され、そのため、大蔵原案の段階では、幾らか景気刺激への配慮にくふうのあとがうかがわれたのでありますが、しかし、それも、政府、与党及び財界や圧力団体をめぐる復活要求、俗にいう予算ぶん取り合戦の中で、後退また後退の修正を余儀なくされております。
予算編成の大詰めにあたっての予算ぶん取り合戦ともいわれる愚劣な行動は、こうした批判を実証したものと言わなければならないのであります。公約は一二〇%織り込んだと自賛しては、歳出全体の効率化を没却し、大衆の切実な期待に即応できなかったものと言わなければならないのであります。これは、三悪追放推進協会を僣称して六千七百万円余の支出をしたことが、端的に表明していると思うのであります。
農民の負担たるやだんだん重なってくる、年々上京して予算ぶん取り運動をするよけいな金がかかってくる。それがしまいに、もとになってスキャンダルが起きてきておる。私は何べんもこれは言うのだ。だからこういう情勢の中で基本法を作るならば、そういうものも押えられて農民が安心して頼られるものが作られなければならない。これは私の主張なんです。ところが、どうしてもそれがいかれないところに、私はこの法案の弱みがある。
ですから、そういう点につきまして——もちろん先ほどのお話を聞きましても、各役所が予算ぶん取りに一生懸命になったということも無理はないと思いますけれども、そこは一つ、目のある大臣、政務次官の考え方で、大したものでないものは、そういう問題については、ものによっては断固として切ってもよいと思いますけれども、道路関係のごときは、これはだれが見たってあたりまえのことだ、もっと何とかせんならぬという気持は。
これは終戦後安定本部が大体こういうふうなことをしておられましたが、その効果が果してあつたかどうか、場合によつては安定本部は各役所の出店機関で、而もお互いに予算ぶん取りの機関である、それがためには認証とか何とかやかましいことばかり言つて、その認証のために施行期間をずらして、そうして地方が迷惑していても、認証のために地方から求めた書類はあの棚の上でごみが一杯溜まつておる、これが実情であつたといつても差支