1948-06-17 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第6号
ところが私の手許に政府から出ております昭和二十二年度予算の説明、これは未定稿ということになつておりますが、大藏省主計局で作つたものでありますから、これによることが果して妥当かどうか存じませんが、とにかく政府当局から出ておるものについて見ますると、國有鉄道とか、或いは通信事業については企業会計の独立採算制の確立を目標とするものである、こういうことを白書で謳つておるのであります。
ところが私の手許に政府から出ております昭和二十二年度予算の説明、これは未定稿ということになつておりますが、大藏省主計局で作つたものでありますから、これによることが果して妥当かどうか存じませんが、とにかく政府当局から出ておるものについて見ますると、國有鉄道とか、或いは通信事業については企業会計の独立採算制の確立を目標とするものである、こういうことを白書で謳つておるのであります。
といたしましては増送の完遂その他今後の鉄道の改良等にもう少し多額の工事費を見積つておりましたのでございますが、関係方面との折衝の結果十分に間に合わない面がありましたので、取敢えず百八十六億六千万円といたしまして、これを資産勘定に見ましたことは、この際概数をなるたけ多額に引上げないように持つて行きたいということで、これを資産勘定とみなしまして、公債を發行しまして、この経費を支弁するということに決めまして、別途予算
○尾崎(末)委員 それから、鉄道の列車の内外及び駅などにおける廣告を組織的に計画していかなければいかんという私の考え方によつて起つた問題がありますが、こういう方面に予算の面からも考えて、組織的に十分な計画を立てるお考えがあるかどうかということと、これに関連して、政府全体の予算の財源として考えてみて、郵便はがきやタバコ等の適当な場所に上品な廣告を許されるようなお考えはないかどうか。
私どもが納めようとする税金が、現内閣の立案されております予算と同額であるかは別問題といたしまして、私たちの氣持においては、少くとも今日提案されております現内閣の予算をできるだけ縮減して、縮少した範囲のそれを賄う税金だけは、われわれ國民において負担しなければならないと考えるゆえんであります。
芦田総理大臣、今日この政局の昏迷を招いた責任者である西尾さん、どうなるかは知らないけれども、今日予算案にしても何にしても進行しないということは、この政局の昏迷をもたらした西尾問題が重大な原因であると考える。(拍手)社会党一部の方々にならつて、今からでも遅くない、芦田さん、副総理である西尾さんに対して辞任を勧告する用意があるかどうかということを私は聽いておきたい。(拍手) 第五問。
○委員長(塚本重藏君) ちよつとこの際皆さんに御了解願いますが、予算委員会の方の速記がなくて審議が進められないということでございますから、速記を外すことを御了承願います。速記を止めて。 午前十一時十一分速記中止 —————・————— 午後零時十五分速記開始
○原田(富)政府委員 ただいま川合さんからお尋ねの点、タバコ、塩、樟脳、各專賣について、本年度の予算の内容を御説明申し上げたいと思います。最初総額を申し上げますと、專賣益金は御承知のように九百四十三億一千七百万円でございますが、そのうちタバコ專賣益金が九百四十三億一千二百万円、塩專賣益金が二百十五万四千円、樟脳專賣益金が三百三十七万円ということになつております。
それで査察という特別の予算項目はとつてございませんけれども、必要の都度そういうことを行います費用は出せるのであります。
ただ予算にせつかくあげられてあるだけの金額を支給してくれないという問題は、役場の待封等との振合上、ままそういう場合もあるのでありまして、しかしそれにつきましては、書記諸君が激務に從つております事情から見ましても、当然予算に計上されておりますだけの待遇、すなわち普通の役人なみは待遇すべきであるといういとで、強い指導を加えておるわけであります。
○平工委員 ちよつと伺いますが、それは中央においてその予算が用意ができておるのか、都道府縣の農地改革の予算の中から使わせてもよいのか、そういう点をちよつとお伺いいたします。
原則的に申しますならば、今の政府の財政政策、具体的には現在の予算の政策でありますが、その政策はやはり土橋さんの言われたように、農民大衆を犠牲とする上において取られておる面が非常に強い。その一環としてのこの政策であると思います。農民はそういう点において本能的にこれに対して非常に反対の氣運が強くなつております。
そこで今年中現在のような予算で以て政府が押通せば、一ケ年成る程五十億の赤字で済むし、併しながらあなたの仰せられる通り、相当の追加予算が必要となつて來るのは当然であるというようなことを仰せられますが、そうした場合に勿論この五十億というような厖大な赤字になる。
その理由といたしまして、只今の政府が……予算面から私は考えて行きたいと思いますが、考えておりますところの非常に厖大なるところのこの予算というものが、結論において市民なり或いは勤労大衆の最後の膏血を搾るところの大衆的な收奪であるという点が第一点であるのであります。
○重井委員 現在行政整理が大きくなつているが、逓信省関係の実動人員と予算人員の差戰時中の施設等の人員についてお伺いいたします。
○横田政府委員 第一の実動の人員と予算人員とは、ほぼ一致していますが、予算人員が五百人の余裕があると思う。戰時中の郵便局の燒けたものの人員は轉換して使用している。軍関係で戰時中軍の配置したものはそのままになつた。
○一松國務大臣 予算が通過いたしませねば、どれだけの金をどの方面に重点的に配分するかということは、結局きまらないのであります。予算がきまりました上で適当に按配いたします。
○東委員 私は、予算のことを今あなたに申し上げたわけではない。予算のことは別に議論をするつもりです。現実の問題として、議会政治というものは政党政治であり、政党の頭数がそろわなければ、あなたの地位はないのです。昔は天子樣が任命なさつたから、議会の数なんか大したことではなかつたかもしれないけれども、それでも議会の数が左右した。今日は、われわれ國会があなたの地位をきめる。
○福田政府委員 委員会において予算の定員はいかようになつておるかという質問であります。しかしながら、予算編成のきわめて接近した機会におきまして、人件費は一割五分落すということがきまつたのでありまして、一割五分人件費を落すということは年度途中から始まるというようなこともありまして、定員をいくら落すということになると、これはなかなか算定が困難なのであります。
先ず昭和二十二年度の当初予算を組むときにおきまして、一般会計、特別会計合せまして、政府の財政資金は約二千三百億要ることになつたわけであります。そのときに昭和二十一年度の全部の國民所得が幾らかというと二千九百億しかない、二千九百億の中から二千三百億の財政資金というものを賄うことができないから、政府はそこで四千億という國務所得を、数字を発表したわけであります。
これは現在御承知のように、國鉄の経済費千三十九億の予算が議会で十分まだ審議されておらないのに、その千三十九億の予算が足許から先ず崩れておるということであります。まだ通過しない前から、赤字がすでに予定されている百億以外に出ているということであります。
○委員長(櫻内辰郎君) 只今から予算委員会を開会いたします。速記を止めて。 午前十時五十五分速記中止 —————・————— 午前十一時十八分速記開始
ただ実際に予算の裏付けといたしまして、開拓、開墾事業を行いまする際においては、非常に不十分ではありましようけれども、本年計画をいたしました程度のもののみが、予算的な裏付けを持ち得る現状であります。理想としてどう考えておるかという御質疑でありますならば、私は今御質疑のありました御意見に賛成をしておるのであります。
昭和二十三年六月十六日(水曜日) ————————————— 本日の会議に付した事件 ○昭和二十三年度一般会計予算(内閣 送付) ○昭和二十三年度特別会計予算(内閣 送付) ————————————— 午前十時五十四分開会
さらにそのほかに專賣益金とか、あるいは鉄道通信料金の値上げ、そういつたものが大体みな大衆負担になつてくるということは明らかな事実でありまして、結局こういうような一連の大衆課税的な要素をもつた税收を織り込んだ二十三年度の予算案それ自体が、結局勤労大衆の生活を脅かすことになつてくると考えられるのであります。
そういう問題についてあなた方実際の專門家の立場から——これは予算との関係もありますから、予算の方の檢討もしなければなりませんが、かりに三百億なら三百億の取引高税をとるという場合に、何か代り財源がないかというと、いつもやみ屋からとればいいということを、あなた方は言われるかどうか知りませんが、そういうことが常に言われるのであります。
結局こういうような大衆課税的な税制を立てざるを得なくなつたその根本をなしているところの現在の財政、予算案そのものに対して考慮すべき点があるのではないかという見解をもつております。
しかもいろいろな予算の関係等から、龍頭蛇尾に終つておりますことは、私としてはなはだ遺憾に思つているのであります。今回近く本國会におきまして御審議をいただきたいと思つて、準備を進めております医療法という法律案におきましては、さような点の解決のために、若干の考慮を拂つておるつもりでございます。
第二点は、從來都道府縣に対して予算上の措置としての補助をいたして参りました扶養手当及び勤務地手当につきまして、その半額を國庫において負担することを法律に明記いたした点であります。
昨年所得税に予算申告納税制度を採用して以來、納税者と税務官署との関係は特に緊密なものがあるのでありますが、今回これ等の増設が実現することとなりますならば、納税者の利便はもとより、円滑適正な税務運営に資するところ、けだし大なるものがあろうかと存ずるのであります。 —————————————
先般提出いたしました昭和二十三年度特別会計予算に計上いたしておりまするごとく、大藏省預金部特別会計におきましては、歳入歳出とも六十九億九千三百九十万五千円と相なつておりますが、歳入の面におきまして、この会計固有の歳入といたしましては、二十四億一千三百九十二万六千円でありまして、四十五億七千九百九十七万九千円が不足することとなりますので、この不足分につきましては、一般会計から、これを補足する必要があるのであります
実は先般來この予算をめぐりまして、はなはだこれは露骨な言い分ですけれども、少し内閣としてこれを通過させるための熱意が足りないのではないかという感じを私はもちましたので、閣議において特に発言を求めまして、與党それぞれの代表としての閣僚間においては、これを通過させるために全力をあげてもらいたい。
それで收入保險料が、大体お手許に予算書が來ておると思いますが、昨年は六億一千万円食管から繰入れになつておりまして、下から再保險料として上つて來るものと差引いたしまして、大体政府の收入保險料が六億程度でございまして、詳しいことは資料にして差上げたいと思いますが、大体六億一千万円程度でございまして、政府の支拂が十億九千万円、約五億の赤字になりまして、それは大藏省を通じまして、日銀から五億の融資を受けまして
○委員長(楠見義男君) 農林大臣は衆議院の予算総会の方にかねて出席を求められておられますので、そちらの方に行かれますので、後は農政局長、政務次官かお見えになりますので、農林大臣に対する御質問は別の機会に御割愛願いたいと思います。 只今の農業災害補償法の一部を改正する法律案につきまして、御質疑をお願いいたしたいと思います。
○羽生三七君 これは第一回國会の際に、私がお尋ねした問題を繰返すことになるわけでありますが、今度の改正案の中に蚕繭につきましては、やはり同樣にこの消費者が負担するように改正せられたわけでありますけれども、第二回國会で農政局長からお話がございまして、この保險料の一部を消費者負担にするということは、当面の止むを得ざる予算上の必要からやることか、或いは又消費者が食糧代の一部を負担することは当然であるかとか
漁港の修築の必要性というものは、これはひとしく認めておるところでございますが、從來なかなかこの方面に対して予算その他のわれわれの要求が実現しないようなうらみが非常にあつたのでありまして、一般にもつと漁港修築の必要性というものを十分に各方面に認識せしめる必要があると考えておるのであります。
これをこのまま捨てておけば、あとの子が先になつて、終戰後言い出したものはでき上るが、戰前から計画してその必要性を認め、地元が相当の負担をして、また國も縣もそれに比例した予算を出してやつているものが、結局後回しになるというようなことが起つてくるのではないか、これは地元の要望のいかんにかかわらず、本省においてはその必要性を十分檢討して、たとい地元がじつとしておつても、本省としてはすでに國費を出し、縣費を
ところがその當時の考えは……あるいは場面に出られたために、そうでないかも知れないけれども、如何にもどうも戰災復興等に對しては冷淡なように考えるのでありまして、その證據は現に予算に現れておるように私は思います。どうか一段とこの點についてはお力を添えてやつて頂かないと非常に國家再建の促進ができないように私は考えます。中小工業と言いましても家のないところでは何もできないのであります。