2014-10-17 第187回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
まず、今回の御嶽山の噴火については、多くの犠牲者が出た原因として、予知業務、そして登山関係者への伝達に問題はなかったのかということが指摘をされています。 御嶽山、実は九月の十日から十一日にかけて山頂付近で火山活動が増加しており、気象庁はこの事実を把握をしておりました。
まず、今回の御嶽山の噴火については、多くの犠牲者が出た原因として、予知業務、そして登山関係者への伝達に問題はなかったのかということが指摘をされています。 御嶽山、実は九月の十日から十一日にかけて山頂付近で火山活動が増加しており、気象庁はこの事実を把握をしておりました。
特に、東海地域とその周辺には、地震計や、地盤の伸び縮みをはかる地殻岩石ひずみ計等を稠密に設置するとともに、国土地理院、防災科学技術研究所、産業技術総合研究所及び大学等関係機関の協力を得まして、地震計のほか、GPSの各種データを気象庁本庁に一元的に収集し、二十四時間監視をしておりまして、大規模地震対策特別措置法に基づく地震予知業務に万全の体制をしいております。
また、それ以外にも、発生機構の解明、それから前兆現象のあらわれ方等の研究もやっているわけでございますので、こういうものが技術的に開発された段階におきまして、気象庁の予知業務に取り入れていきたいと思っているわけでございます。
いまの時点では非常にむずかしい予知業務でございますので、まだ業務的に気象庁ぐらいだけで結論を出すのは非常に時期尚早であろうということで、お互いの斯界の権威者その他関係省庁の方と御相談した上でそういう形式を選ぶようにしたわけでございます。
私どもの気象庁の所管の中でもまだ予知業務が確立しておらない、あるいはいま確立の途上にあります地震、火山の業務に対しまして、大変深い御理解をいただきまして感謝申し上げる次第でございます。
○兒玉委員 再度私は地震課長にお伺いしたいわけですが、ちょっと話が前後しましたけれども、私たちは観測体制の強化ということが、やはり予知業務をより的確により事前に把握できる基礎的な作業じゃないかというふうに感じます。
第三は「地震観測施設の整備、近代化を図るとともに、地震予知業務の推進を行なうこと。」 第四は「気象業務に従事する要員の確保を図るとともに、その待遇等について特段の配慮を行なうこと。」 第五は「気象、地象、水象に関する研究を強力に推進し、新技術の開発に努めるとともに、大学その他の研究機関との連絡協力を密にすること。」この五つがあげられておるわけでございます。
で、そういうのが一方にございまして、それと同時に、各官庁及び研究機関が研究をしましたその研究の成果をお互いに持ち寄りまして、地震予知業務、地震予知の研究に対して今後どうあるべきかということをお互いに連絡し合うということになっているのでございます。
一、地震観測施設の整備、近代化を図るとともに、地震予知業務の推進を行なうこと。 一、気象業務に従事する要員の確保を図るとともに、その待遇等について特段の配慮を行なうこと。 一、気象、地象、水象に関する研究を強力に推進し、新技術の開発に努めるとともに、大学その他の研究機関との連絡協力を密にするこ と。 以上であります。
この点につきましては、地質関係ということになりますので、この地震予知業務もそうでございますが、通産省に地質調査所がございまして、ここで地質専門に方々の地質を調査されております。したがいまして、地質調査所ではいまどういうようなお考えか知りませんけれども、そういうような御計画もあるやに聞いております。ただ、気象庁といたしましては、そういう地質を直接調査するということは従来もやっておりません。