2019-04-11 第198回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
従来は、地震は予知できるという前提で大震法等々をつくっておりましたけれども、今どこでどういう形で地震が起こるかわからない、そういう状況の中で、もしも、南海トラフ、例えば東側でマグニチュード八以上の地震が起こった場合には、我々は半割れと呼んでおりますけれども、かなり高い確率で西側でも連動して起こるということがございまして、大変悩ましいことでございますけれども、ワーキンググループの専門家の先生方の御意見等々
従来は、地震は予知できるという前提で大震法等々をつくっておりましたけれども、今どこでどういう形で地震が起こるかわからない、そういう状況の中で、もしも、南海トラフ、例えば東側でマグニチュード八以上の地震が起こった場合には、我々は半割れと呼んでおりますけれども、かなり高い確率で西側でも連動して起こるということがございまして、大変悩ましいことでございますけれども、ワーキンググループの専門家の先生方の御意見等々
しかし、そういう意味で、じゃ、地震は本当に予知できないのかということでありますが、今、いろいろな人工衛星を使って地面のひずみをはかる、そういったこと。あるいは、このひずみによって変化する地磁気の変化とか、そういったいろいろなデータをつかむことができる。あるいは、これは昔から言われていることでありますが、やはり地震が起きるときには、生物が、生き物が反応するということもあるわけでございます。
地震は、御案内のとおり、大震法では予知できるという前提で法律の枠組みをつくっておりますけれども、残念ながらなかなか予知ができないというような状況の中で、今回の南海トラフについては、地震が起こった場合にそれがどういうふうに連動していくかということについての議論をまとめたところでございますけれども、今ほどのお話のとおり、総合的な対策を講じなければならない。
正確に言うと、今回だけではなくて、一九九五年の阪神・淡路大震災、二〇〇七年の新潟県中越沖地震、そして二〇一一年の東日本大震災も含めて、全ての大地震は予知できていないのが現状であります。 しかるに、ジャーナリストの辛坊治郎さんによりますと、地震学会にはこれまで累計で三千億円の国費が投入されてきたと、果たしてその価値はあるんだろうかと、もう深刻な懸念が広がっております。
ただ、この分野は実は日本は非常に進んでいまして、西陣織でしかできないたて糸とよこ糸の技術で、着ているだけで心拍数や心脈数をセンサーで送れるようなシャツの開発がもう始まっていて、あるいは唾液や吐息で生活習慣病の予兆が分かったり、それから眼鏡で、この眼鏡ではないですが、眼鏡で体の外を診るんじゃなくて、体の中の状況を眼球の動きで糖尿病の状態とかを予知できると。
川内原発の運用期間に破局的な噴火が発生する可能性は十分小さい、こう言われるわけですが、可能性は十分小さいと言われるだけで、予知できるということは明言できない。それはもう、規制委員長、何度聞いてもそのことです。
○笠井委員 可能性は十分小さいと言いながら、九州電力は数十年前に予知できると言っているんですね。 それで申請して動かそうとしているわけですが、火山学会は厳しいですよ。こういう声があります。
地震は予知できないと言われる。難しいと。大体、この藤井さんというのは、火山噴火予知連絡会の会長なんですけれども、会長なのにもかかわらず、そういうことは予知はできないんだとおっしゃっている。 だけれども、これだけの過去の地震の頻度からして、私は、このあたりではまた今後引き続きこういう地震が起きるというような気がするんですけれども、この点はいかがでしょうか。
田中委員長も予算委員会の答弁でも認められているように、巨大噴火は予知できないというのが現在の到達だと思うんですが、いろいろ言われましたけれども、それに照らして、九電が、数十年のオーダーの前にわかる、前兆や予兆がわかると言うことについては、科学的なものかというふうに認識されているか、その一点を端的に、科学的だと思われるか、いや、それはちょっと、数十年というのはどうかというふうに、その点、端的にどうですか
ところが、巨大噴火は数年単位で予知できるなどと新たな安全神話がつくり出されようとしているのです。住民の避難計画も、肝心の避難に要する時間が一切書かれていません。こんなずさんな対策で再稼働を強行するなど、断じて認められません。 去る五月二十一日、福井地方裁判所は、大飯原発の運転差しとめを命じる判決を下しました。
十月一日の衆議院本会議で我が党の志位委員長が、「巨大噴火が数年単位で予知できるという科学的知見が一体どこにあるのか、具体的に提示していただきたい。」とただしましたが、安倍総理はそれに対して、火山による影響について原子力規制委員会が厳格な審査を行っており、再稼働に求められる安全性は確保されていると考えていると答弁されました。
○倉林明子君 日本の学会を挙げて努力しても予知できる保証がない現象であるということが火山の専門家から繰り返し指摘をされているわけで、この検討チームの中でも、巨大噴火の可能性を考慮した処置を講ずる判断は原子力規制委員会、規制庁が責任を持って行うべきだという指摘は非常に重いなと思って読ませていただきました。 規制委員会は、十月二十一日に原発再稼働の前提となる適合性審査会を開催されております。
その内閣委員会で質問したときに、内閣府にも御質問したんですけれども、当時の西村内閣府副大臣からも危機感は共有していると、まだ噴火の前ですよね、努力されているという前提だったんですが、その答弁の中で、これ内閣府にも今日おいでいただいていますが、監視の方も、常時監視は四十七でありますけれども、地震と違って火山は予知できますのでというふうな答弁があったんですね。
総理、巨大噴火が数年単位で予知できるという科学的知見が一体どこにあるのか、具体的に提示していただきたい。 第二は、避難体制についてです。 九州電力は、川内原発で過酷事故が起きれば、十九分後にはメルトダウンが起こり、一時間半で格納容器が壊れると認めています。ところが、内閣府が九月十二日にまとめた避難計画などの緊急時対応には、避難に要する時間は一切示されていません。
○田中(俊)政府参考人 今、姶良カルデラの破局的噴火が起こるということになりますと、大体どれくらいの噴出量になるかといいますと、大体山手線ぐらいの広さで、深さが一キロぐらい……(辻元委員「予知できるかどうか」と呼ぶ) その程度の噴火が起こるということになりますと、相当量のマグマの供給がないと、そういった爆発には至らないということでございますので、そういうことを考慮しますと、マグマがそれだけたまってくれば
九州電力は、今回、巨大噴火の予兆は数十年前に察知できるという前提なので、そのときに対処を検討するという方針をお出しになって、そして田中委員長も、破局的噴火は相当前から予知できるというような御発言も今までされておりますが、この認識でよろしいでしょうか。
そこで、お聞きしますけれども、先ほどGPSなどを使ってということですが、委員長がおっしゃっているように、破局的噴火は相当前から予知できるというこの点についてはいかがですか、そのとおりだとお考えですか。
一つ外国の例ですけれども、こういったミノア噴火というのがイタリアで昔ありまして、このときはいわゆるカルデラ噴火、大規模、巨大噴火ですが、このときはもう百年ぐらい前からそういう予知があったというふうに、そういった論文もありますので、今後そういったことについては、観測網を上げていくことによって数年前から予知できるような技術をきちっと、データを蓄積することも大事だと思いますし、それを専門家の知見を借りて判断
周辺の地域や農業に大きな被害与えたことはまだ記憶に新しいのですが、気象庁は、この爆発的噴火の時期をあらかじめ特定し、予知できていたのでしょうか。
これは、いわゆる地震推進本部という我が国全体の、文科省の下でのそういった知見も参考にしながら決めさせていただいておりまして、残念ながら、地震とかそういったもの、自然現象についてはそう早急に予知できないというレベルもありますけれども、一応、そういった科学的な知見に基づいて、こういった期限を今判断の基準として決めさせていただいております。
姶良カルデラの噴火については、六万年ぐらい毎に起こっているということですが、これまで三万年ぐらい経過しておりまして、発電所の運用期間中に破局的噴火が起こらないだろうという判断とともに、こういった破局的な噴火が起こるような場合には、火山の場合には地震と違いまして、マグマ等の移動がかなり活発になりまして、かなり前から地殻変動等が予知できます。
あるいは、今、前兆現象があって発生を予知できるという話があったんですが、そういう段階で、時間軸で見た場合に、原子炉の核反応をとめて燃料棒を取り出したり、あるいは使用済み燃料棒を運び出すことは可能だというふうに見ているのか。つまり、破局的なことが起こった場合に原発というのはどういうことになっちゃうのかということについて伺いたいんですが、いかがでしょうか。
想定外の自然災害、予知できない自然災害の対応を念頭に、何とか人命だけは最小限にとどめることができるような防災・減災対策を進めなくてはなりません。どのようなことを重視し、その対策を講じるべきか、お考えをお聞かせをいただきます。
それから、一つは専門的になりますけれども、そういう大きなカルデラ火山があるようなときには、かなりマグマ活動が活発になって、地形変動とかそういうことで相当予知できるというふうなことだそうであります、そういうこと。 それから、現在もあの辺は火山地帯ですのでかなり詳細な観測が続けられておりますので、そういったデータを踏まえて今回のような結論を導き出させていただいたということでございます。
予知できない大規模自然災害というのは、我々にとって大きな脅威として襲いかかってくる。