1978-01-25 第84回国会 参議院 本会議 第4号 先般、モスコーで開かれた日ソ外相定期協議は、予想どおり北方領土をめぐる日ソ交渉という形となり、日ソ双方の主張を改めて浮き彫りにしたままに終わったわけであります。壁は厚く、表情はかたかったのであります。いまわれわれに何よりも肝心なのは、与野党を含めて国論の統一と国民的合意に基づく不動の信念、そして冷静かつ根気強い弾力的対応であります。 秋山長造