2010-04-09 第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
○柿澤委員 私は、この平成二十一年の財政検証における二・三倍という数字は、試算の前提になる予定運用利率とかがおかしいとか、また企業の厚生年金保険料の負担分をカウントしていない、こういうことを考慮するだけでも非常に疑義のある数字だというふうに思っています。
○柿澤委員 私は、この平成二十一年の財政検証における二・三倍という数字は、試算の前提になる予定運用利率とかがおかしいとか、また企業の厚生年金保険料の負担分をカウントしていない、こういうことを考慮するだけでも非常に疑義のある数字だというふうに思っています。
この予定運用利率を見直すということは非常に大きな影響を及ぼすことですから、民間の生命保険会社ですと、運用利率を上げたり下げたりするということはなかなか今のところはしておりません。
○大島(敦)委員 済みません、大臣にちょっと確認したいんですけれども、今回の審議会での議題として、予定運用利率の変更は重要事項として今後も必ず審議会で議論に付す、そういう理解でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 今の御発言なんですけれども、大筋というところは、予定運用利率の変更も含まれるということで御理解させていただきました。 そしてもう一つは、予定運用利率の変更、これは事後的なものなわけです。やはり契約するときが一番大切でございまして、どういう契約をするのか。
ところが、こういう情勢を反映いたしまして、厚生省は今度年金の予定運用利率を引き下げるとかあるいはその他の手段を使って防衛に入っておられるわけで、今どういう決定がなされ、いつごろからその決定が実行され、そのことについての生保等の関係者との協議みたいなものは進んでいるのかどうか、それをまず一点伺いたいと思います。
○児玉委員 さて、前回の改正で予定運用利率を六・二五%から六・九%に引き上げました。当時の公定歩合は四・五%。労働省の見通しが甘かったのではないか、率直に言って私はそのことを指摘せざるを得ません。重要な役割を果たすこの制度に対してそれにふさわしい国庫補助を強化すべきではないか。
○説明員(山下真臣君) 予定運用利率は当初から五分五厘で終始やっております。いまの四分九厘という話は、いわゆる経営維持をしない方にも出る農業者老齢年金でございますね。あれの二十年のところの利回りが五分五厘はあるんじゃないか、何分に回っているかというような話の際に、四分九厘とかあるいは四分七厘というような数字が出たことはございますけれども、予定運用利率のほうは最初から五分五厘一本でまいっております。
そこで、そういうものについては率直に申しまして、組合貸し付け等は大体予定運用利率と大差ない程度で行なわれておりますし、それ自体としてはほとんど利益を生み出さないという形でございます。
○政府委員(平井廸郎君) 先生御指摘の予定運用利率は、依然として五分五厘でございます。ただ、御指摘のありましたような、確かに現在までの予定運用利率と実行上の運用利率とはかなり差があることは事実でございます。ただ、郵政省を例にとって申しますと、三十四年度におきましては七・二九%に回っておりましたが、これは漸次低下しておりまして、三十七年度においては六・八七%に下がっております。
○平井政府委員 予定運用利率は五分五厘でございますが、三十一、二年度におきましては六分七厘九毛、六分七厘二毛となっております。