1995-02-21 第132回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
しかしながら、衛星の予定軌道への投入失敗という結果となりましたことはまことに残念であり、御期待をいただいた先生方を初め、御協力、御支援をいただいた多くの関係者に対して、深くおわび申し上げる次第でございます。 それでは、お配りしてあるかと思いますが、資料に即しまして御説明をさせていただきたいと存じます。
しかしながら、衛星の予定軌道への投入失敗という結果となりましたことはまことに残念であり、御期待をいただいた先生方を初め、御協力、御支援をいただいた多くの関係者に対して、深くおわび申し上げる次第でございます。 それでは、お配りしてあるかと思いますが、資料に即しまして御説明をさせていただきたいと存じます。
エクスプレスが予定軌道を外れたことについて、今考えられている原因と今後の究明ということでございますが、まず、現在考えられている原因といたしましては、第一段ロケットの飛翔は正常でありましたが、その後、第二段ロケットの点火後、飛翔途中に上下方向に異常な振動が発生し、姿勢制御に使用する噴射液を使い果たし、その結果といたしまして予定軌道が高目になりまして、軌道経路が上向き方向にずれ、衛星を分離したということによりまして
これは純粋な太陽フレア等の観測をいたします科学衛星でございますが、計画予定軌道に対しまして地球一周の時間が約五十一秒だけの差というような、非常に精度の高い結果を示しておるものでございます。 その後、ただいまお尋ねのございましたような、わが国としましても実用目的による宇宙開発を行うという必要が生じまして、昭和四十四年度に宇宙開発事業団が設置されました。
東大宇宙研としては、「おおすみ」が予定軌道から大きくはずれたことにかんがみ、今後、二次噴射装置による推力、方向制御を考えていきたいと申しております。 一方、事業団の目標とするQ型四段ロケットは、第三段以外は固体ロケットを用いることになっており、事業団もこれらの制御装置について研究を行なっております。
ただ問題は、その予定速度を、あるいは予定軌道をそのとおり正確に飛ばし得るかどうかというところが、今回のこの計画のいわば成否を決定するゆえんであろうと存じます。その意味におきましても、やはりこれも制御技術あるいは誘導技術と申しますか、それの正確さがどれだけあるかということだろうと思います。 以上でございます。