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18件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2014-11-18 第187回国会 参議院 法務委員会 第7号

政府参考人林眞琴君) 一般論として申し上げますと、刑法九十三条の私戦予備・陰謀罪は、外国に対して私的に戦闘行為をする目的、すなわち、外国に対し武力による組織的な攻撃、防御の行使を行う目的、これが必要となります。他方で、いわゆるテロ行為というものの中には、例えば特定個人に向けられる場合もテロ行為には含まれますし、また、必ずしも戦闘行為と言えないようなものも含まれるものと考えられます。  

林眞琴

2014-11-05 第187回国会 衆議院 法務委員会 第8号

予備・陰謀罪に関与する者の中に悪質な者がいる、そのような御指摘で、そのような者についてどのように考えるのかということの御質問だと思いますけれども、これにつきましては、私戦予備及び陰謀罪に関与した者については、もとより、事実関係や関与の度合いに応じまして、幇助犯ではなく同罪の共同正犯が成立する場合もありまして、その場合には、当然、本犯として処罰されることになると考えております。

林眞琴

2014-11-05 第187回国会 衆議院 法務委員会 第8号

現行法上、例えば同じ国家の法益に対する罪で内乱罪とかそういったところには幇助未遂独立の罪として規定されていますけれども、この私戦予備・陰謀罪に関しては全く幇助部分等がないがゆえに、未遂がそもそもないという話ですけれども、ないがゆえに、例えば幇助であれば減軽ということなので、かなり軽い刑になってしまう。

丸山穂高

2014-11-05 第187回国会 衆議院 法務委員会 第8号

最後に、イスラム国への参加計画日本人学生が聴取されている、いわゆるイスラム国への学生参加計画の件でお伺いしたいんですけれども、私戦予備及び陰謀罪での話をかけて学生の聴取をしていると思うんですけれども、刑法九十三条の私戦予備・陰謀罪幇助未遂適用されるのかどうかという点を、まず、テクニカルなので事務方にお伺いしたいんです。

丸山穂高

2014-10-29 第187回国会 衆議院 法務委員会 第5号

林政府参考人 両罪が重なり得る場合、その前提としては、両罪が成立するということが前提でございますので、当然、私戦予備・陰謀罪についても客観的に構成要件に該当し、また、そこについての違法性責任が実際に認められる場合に初めて成立いたしますし、他方テロ資金提供処罰法資金提供罪あるいは資金収集罪にもそういった形で構成要件に該当して、当然、違法性もあって責任もある、こういった場合を前提として重なり合いますので

林眞琴

2014-10-29 第187回国会 衆議院 法務委員会 第5号

林政府参考人 私戦予備罪テロ資金提供処罰法違反関係でございますが、まず、刑法九十三条の私戦予備・陰謀罪は、外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その予備陰謀を行うことを処罰対象としておりますが、これに対しまして、テロ資金提供処罰法は、これは改正法も含めまして、公衆等脅迫目的犯罪行為実行しようとする者による資金等を提供させる行為や、これに対する資金提供等処罰対象としております。  

林眞琴

2014-10-24 第187回国会 衆議院 法務委員会 第4号

報道によりますと、イスラム過激派組織イスラム国に参加するためにシリアに渡航しようとしたとして、警視庁公安部北大生から事情を聞いたということですが、容疑とされたのは私戦予備陰謀罪、刑法九十三条だというふうに認識をしています。  この刑法九十三条、私戦予備・陰謀罪は、戦後、これまで起訴された事例があるのでしょうか。

郡和子

2014-10-24 第187回国会 衆議院 法務委員会 第4号

郡委員 時間がなくなりましたけれども、私戦予備・陰謀罪もこの国連決議で義務づけられた法制の一つなのだというふうな理解だというふうに聞きましたけれども、個別の事案でコメントはできないでしょうが、こうした類いの案件というのは特定秘密保護法適用される可能性も否定できないんじゃないかと私は思っておりまして、特定秘密保護法に関しては、国連自由権規約委員会から政府に対して、情報を収集し、受け取り、発信する

郡和子

1961-12-15 第40回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号

しかし、その後の取り調べ捜査というような過程におきましては、さらに今お話しのような政府転覆というような政治的な意図がはっきりして、内乱予備陰謀罪であるとか、あるいは破防法適用であるとかいうようなことまでも、可能性がないということは言えないと思うのであります。これはあくまでも証拠に基づかなければなりません。

柏村信雄

1961-05-17 第38回国会 衆議院 法務委員会 第11号

そこで第四条は、テロ殺人既遂未遂予備、陰謀罪規定し、刑を加重しておりますが、刑法殺人罪殺人未遂罪最高死刑となっているのであります。  第五条は、テロ殺人教唆扇動者独立罪として重く罰しております。ただ本条は正犯殺人実行に着手しなかった場合の規定でありますが、第十二条の規定により正犯殺人実行に着手した場合は、正犯に準じて最高死刑に科することができるわけであります。  

坪野米男

1952-07-02 第13回国会 参議院 本会議 第60号

修正案第四條におきまして、その第一項第一号「イ」において外患誘致罪及び外患援助罪、同未遂罪、同予備陰謀罪これを取入れまして、即ち原案内乱と同様な位置に置いて、これを破壊活動の基本的な刑事罰則といたしたのであります。一体原案がこの外患罪を取入れなかつた基本的な考え方を緑風会の方々は御存じなのかどうか。一体外患誘致罪又は援助罪、こうしたものが日本曾つてあつたのかどうか。

伊藤修

1952-06-11 第13回国会 衆議院 法務委員会 第65号

こういうことを諸公に申し上げることは釈迦に説法でありますが、内乱幇助、それから内乱予備陰謀罪、外患罪騒擾罪の首魁、放火罪鎮火妨害罪溢水罪、水防の妨害罪、汽車、電車の往来妨害罪浄水道の損壊、百四十八条、百四十九条の通貨偽造、変造、強姦罪強盗罪強盗傷人罪、これまた実際法廷で行われておりまする事件のたくさんの事件がこの適用を受けるのであります。

稲本錠之助

1951-11-30 第12回国会 衆議院 法務委員会 第19号

そこで現行刑法において、共産党がかりに暴力革命を企図いたし、それを実行するように相なつた際に、一体これを弾圧することのできる法律がないという御見解であるかどうか、予備陰謀罪も処罰できる現行刑法をもつてして、なお取締りができないというような点が一体あると法務総裁はお考えになつておるかどうか、それを承りたいと思います。

猪俣浩三

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