1977-05-09 第80回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
予備演習地などという必要がないような明確な土地もあるのですから、こういうようなところはすかっと返してもらえばいいことです。大変たくさんの答弁者を要求をさしていただきますが、私、読谷の飛行場を見ながら、ふと戦時中のあの余りにも粗末な軍用地接収、戦時目的への協力で簡単に取り上げた土地というものには問題がある。
予備演習地などという必要がないような明確な土地もあるのですから、こういうようなところはすかっと返してもらえばいいことです。大変たくさんの答弁者を要求をさしていただきますが、私、読谷の飛行場を見ながら、ふと戦時中のあの余りにも粗末な軍用地接収、戦時目的への協力で簡単に取り上げた土地というものには問題がある。
しかもこれは占領下から引き続いて接収せられたものであり、二万町歩にわたるような広大な地域であり、しかも名称は予備演習地ということになっておれば、この二門の砲を何か別な地区で、もつと被害の少い、また国民の象徴的な気持である富士山観光地という重要な場面でないところに持っていくことはできぬものかどうか。こういう点についても将来にかけて十分一つ御研究を願っておきたいと思います。
しかしこのうちの五千町歩は旧日本の陸軍の演習場であった地域、これをA地区と申しまして、いわゆる大砲小銃爆弾等を落す被弾地になっておる、いわゆるキャンプ・マックネア地域になっておるのでございまして、残りの二万町歩は予備演習地として、いわゆる行動を主とした演習地として使用してきたのでございます。