1977-05-09 第80回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
予備演習地などという必要がないような明確な土地もあるのですから、こういうようなところはすかっと返してもらえばいいことです。大変たくさんの答弁者を要求をさしていただきますが、私、読谷の飛行場を見ながら、ふと戦時中のあの余りにも粗末な軍用地接収、戦時目的への協力で簡単に取り上げた土地というものには問題がある。
予備演習地などという必要がないような明確な土地もあるのですから、こういうようなところはすかっと返してもらえばいいことです。大変たくさんの答弁者を要求をさしていただきますが、私、読谷の飛行場を見ながら、ふと戦時中のあの余りにも粗末な軍用地接収、戦時目的への協力で簡単に取り上げた土地というものには問題がある。
ところが、きょうみんながいろいろ言っております言葉の中に、ちょうど戒厳令がしかれたときの予備演習みたいだというようなことを言っておりましたが、これは実際はあまり好ましい状態ではないと私は思うのです。
ところが北富士廠舎を使用後、逐次駐留軍の兵員が増加して参りまして、米軍は次第にその兵舎の狭隘を感じまして、新たに昭和二十五年一月二十七日に、その周辺の南都留郡中野村から西八代郡上九一色村に至る約一万八千町歩に及ぶ地域をいわゆる予備演習地域として、これを使用することに相なつたわけであります。これがいわゆる現在のB地区でございます。
しかもこれは占領下から引き続いて接収せられたものであり、二万町歩にわたるような広大な地域であり、しかも名称は予備演習地ということになっておれば、この二門の砲を何か別な地区で、もつと被害の少い、また国民の象徴的な気持である富士山観光地という重要な場面でないところに持っていくことはできぬものかどうか。こういう点についても将来にかけて十分一つ御研究を願っておきたいと思います。
それから第二の予備演習場である。このB地区は相手の使う場合以外は立ち入りを自由にさせる。これもこんなことは当りまえのことだと思います。これはもう当然今までにそんなことがやられておらぬことがおかしいので、そう大して福島さんが手柄話にされることもないように思われます。
しかしこのうちの五千町歩は旧日本の陸軍の演習場であった地域、これをA地区と申しまして、いわゆる大砲小銃爆弾等を落す被弾地になっておる、いわゆるキャンプ・マックネア地域になっておるのでございまして、残りの二万町歩は予備演習地として、いわゆる行動を主とした演習地として使用してきたのでございます。
更に具体的に申しまするならば、今回の事件はいずれも朝鮮動乱の推移に刺激され、影響された共産主義勢力と、旧朝連糸の朝鮮人の尖鋭分子らが互いに気脈を通じて、現下の情勢を利用し、勢いに乗じて学生、自由労務者、一般左翼分子等に働きかけて、共産党のいわゆる地域権力闘争を同時発生的に各地に展開いたしまして、その暴力的戦術を実地に試みることによつて、かねて企図しているところの暴力共産主義革命行動の予備演習をやつたものとまあ