1970-10-12 第63回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第4号
○説明員(江藤淳雄君) これはことばの問題でございますが、常時米軍が駐留して、常時これを戦闘訓練にも用いながら運用していくというような常時駐留に対しまして、米軍が一時使用——ふだんは使わないが、一時的に使わさせてもらいたいというような施設になりますと、これは通常予備基地化したというふうに考えて、そのような表現を使っております。
○説明員(江藤淳雄君) これはことばの問題でございますが、常時米軍が駐留して、常時これを戦闘訓練にも用いながら運用していくというような常時駐留に対しまして、米軍が一時使用——ふだんは使わないが、一時的に使わさせてもらいたいというような施設になりますと、これは通常予備基地化したというふうに考えて、そのような表現を使っております。
○説明員(江藤淳雄君) よく米軍が予備基地化するというような場合に、通常有事駐留ということばが一般に使われておりますけれども、その有事駐留という考え方が必ずしも、現在の軍の関係の運用におきましては必ずしも通用しない。すなわち、先ほど来申し上げますように、全く米軍がもういなくなってしまって、有事の際に急にきてこれを使用するというような事態はあんまり考えられない。
ちょうど汽軍が機関車とレールさえあればいつでも走れるというようなものではないように、やっぱり常時ポイントの整備が必要であるということになりますと、横田にしましても厚木にしましても、かりに予備基地になった場合におきましても、米軍は飛行機のある程度の修理機能は残しておかなければならないでありましょうし、あるいはその飛行場における気象状況とかその他のことにもなれていなければならないという意味におきまして、予備基地化
どうか長官にもわかっていただきたいのですけれども、実際そのように予備基地化となっておりながら、あの板付基地には米軍機が常駐しているのです。大臣も一昨年の参議院選挙のとき以来しょっちゅう福岡においでになっております。あの飛行場を通れば、右側にはっきりその常駐しておるのが見えると思うのです。
最近、在日米軍司令部が日本政府に対して、在日米陸軍はほぼ全面的に引き揚げる、横田、三沢、板付、岩国、厚木の各飛行場と、横須賀、佐世保、横浜ノースドッグの合計八基地は最後まで確保したいが、このうち米海軍厚木飛行場は予備基地化し、比較的早い時期に自衛隊の所管に移す、この整理縮小が行なわれる時期は七月以降で、アメリカの七一会計年度中に完了することになろう、こういう非公式の連絡があったと伝えられておるわけでありますけれども
たとえば板付の例を見てまいりましても、板付が予備基地化された当時は、昭和三十八年の十二月三十一日に機能縮小を発表して、昭和三十九年六月に実際の縮小に入っておるという経過がございます。ところが今回の通告は、私は直接聞いたわけではございませんけれども、新聞によりますると、山上長官も全く寝耳に水で驚いておる。こういう新聞談話が出ておることは長官も御存じだろうと思うのです。
予備基地的にするということは、昨年の十二月の安保協議委員会においてさような意思表示が米側からあり、日本側が了承したということでございまして、その結果に基づいて、すでに板付におりました米軍の偵察機は米本国に帰還いたしておりまして、現在すでに、板付の飛行場におきましては米軍の機数はわずか数機が、たとえば、輸送機であるとかヘリコプターであるとかあるいはその他連絡用の飛行機が数機おる程度でございまして、いわゆる予備基地化
○鐘江政府委員 先生も御承知のとおり、昨年の十二月二十三日に、日米安保協議会が開かれたわけでございますが、その席上、米側代表は、ことしの六月末をめどにいたしまして、板付基地の使用をプェブロ事件発生以前の状態、すなわち、予備基地化する、そういうような状態に返すということを言っております。