1970-12-15 第64回国会 参議院 予算委員会 第1号
それで、ことに来年八月がピークになると思いますけれども、関西電力を中心に予備供給力がマイナスになろうかという状況でございます。これの直接の原因は、この春予算委員会で向井委員から御指摘のありました、あの宮津の問題というのがやはり直接の原因でございますけれども、そこで、全国的に広域な供給をさらに考える。あるいは工事の施行を促進する。それから試運転の電力も使う。
それで、ことに来年八月がピークになると思いますけれども、関西電力を中心に予備供給力がマイナスになろうかという状況でございます。これの直接の原因は、この春予算委員会で向井委員から御指摘のありました、あの宮津の問題というのがやはり直接の原因でございますけれども、そこで、全国的に広域な供給をさらに考える。あるいは工事の施行を促進する。それから試運転の電力も使う。
○宮澤国務大臣 それは、第一、第二というものは、実は関西電力としても早く予備供給力に入れてしまいたかったんでございますけれども、先ほど申しましたような理由でそれができなくなった。できなくなったことについては実は早く了解を地元に求めるべきであったろう。
○国務大臣(福田赳夫君) 金融調整下におきまして非常に大事な基幹産業である電力資金をどういうふうに充足するか、特に電力はいま話がありましたように予備供給力が非常に少なくなっておる、そういう状態下の電力資金をどうするか、これは前から私も頭を痛めておる問題であります。電力業界から七千億円の金が要るんだというふうに聞いております。
原価の高騰という要因が多々あることは申し上げたわけでございますが、こうした総括原価の高騰を抑制して、長期に安定した電力料金を維持し、さらに合理化によりまして将来引き下げの可能性を実現していくための努力をするということのために、広域運営を行なうということになっておるわけでございますが、現在のところ、たとえば火力の経済融通、こういうことによりまして、必要な際に相互の間で融通するということに伴いまして予備供給力
広域運営につきましては、新電気事業法案にも規定されているようであります、中部電力では、すでに予備供給力が確保され、広域運営が合理的に行なえると言っております。 なお、同社では、需要の増大による電源開発のための建設費、特に資本費の高騰が会社経理を逼迫させ、二十九年に定められた料金との関係で苦慮しているようでございます。
なお、今後大容量の火力発電設備の事故に備えるため、予備供給力を貯水式ダムによる水力に求めることが必要ではないかということがいろいろと論議されたことをつけ加えておきます。