1953-02-23 第15回国会 参議院 本会議 第24号 質問の第六点は、中央教育審議会の了承如何にかかわらず、大臣の責任において信念を以て国会に提案すると述べられ、教育課程審議会なる専門機関の検討を待つことなく、信念を以て修身、漢文、地理、歴史教育の復活を発言されたり、更に国民の精神的支柱を教育勅語に置くかのごとき、極まつては、世界各国を相手に数カ年戦争に堪えた日本民族優秀性云々と、堂々と信念を以て答弁される岡野文部大臣に対しては、国民はひそかに危惧の念 矢嶋三義