1958-01-16 第28回国会 衆議院 大蔵委員会税の執行に関する調査小委員会 第1号
その場合において、今亀徳課長の意見を述べられたところによると、標準率を現実に持っておるという御意見だけれども、その標準率を行使されるということは、これは慎重に願わなければならぬ。私は、むしろそれは有害無益なものではないかと思う。
その場合において、今亀徳課長の意見を述べられたところによると、標準率を現実に持っておるという御意見だけれども、その標準率を行使されるということは、これは慎重に願わなければならぬ。私は、むしろそれは有害無益なものではないかと思う。
○原参考人 今、亀徳課長のお話、上級の方々のお話を承わりますと、まことにもっともらしい。ところが具体的に申しますと、この秘密書類が特定の業種の方々に入って、これに合せて作った税率だとみんなパスする。そこに、末端に行くと非常な不公平がある。この効率、標準率に合せた決算書を作れば、スムーズにぱっと行く。あの先生に頼めばいいのだ、こう納税者は言う。
ただいま亀徳課長の答弁をもっていたしますれば、法律がきめられた以上は、それに対していささかも感情的な措置があっては相ならぬという決意が示されたことによって私どもはわかるのでありますけれども、ただ問題は、社会保険診療収入に対して二八%に法定されたから、医者や歯科医師や関係者がこれによって得をしておる、そのしっぺい返しを、自由診療の面でこれを一つ水増し課税をしてやろうというようないろいろな感情論が、末端徴税機関