2009-03-24 第171回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
寸法がそろっていたり乾燥率も高いと。また、一定量を安定して供給することができるという、この流通面のメリット、この三つのメリットが国際競争力を弱くしていると、日本のですね、そう思われるわけでございますけれども、住宅建築素材等に国産材を使ってもらうためには、国際競争力にやっぱり勝たなきゃいけないですね。 現在、木材の供給量、国産材が平成十九年度で二二・六%でした。八割が外材です。
寸法がそろっていたり乾燥率も高いと。また、一定量を安定して供給することができるという、この流通面のメリット、この三つのメリットが国際競争力を弱くしていると、日本のですね、そう思われるわけでございますけれども、住宅建築素材等に国産材を使ってもらうためには、国際競争力にやっぱり勝たなきゃいけないですね。 現在、木材の供給量、国産材が平成十九年度で二二・六%でした。八割が外材です。
乾燥率も外材は非常に乾燥がよくて、反りもなく、曲がりもなく、狂いもない、そういうものがニーズに合っているんだ、そういうこと。それから、注文に応じて均質な製品を大量に、また安定的に供給できるか、こういうところも外材がまさっている。品質面、それから安定供給面、こういうようなところで、価格ではなくて、そこで国産材は負けているんだということがどうもその本質であるかのように考えます。
家を建てる場合に、乾燥材というのが非常に重要でありまして、乾燥の程度ということが求められているんですが、そういう木材乾燥率というのが外国の木材に対して日本の木材は極めて低いということで、私ども、今この乾燥施設に対する助成を強力に進めて、品質、性能面で外国の木材に太刀打ちできるような体制をひとつ作っていきたいと。
例えば、国産杉ではメーカーから乾燥率を二〇%にしてくれ、こういう厳しい注文が来る。これは杉と競合する米ツガが二〇%、こういう点で同様の規格を要求される。しかし、杉の乾燥率を二〇%まで落とすと、大型乾燥機械で一週間熱風を送り続けるこのコストは立方当たり一万円以上もかかる、こうおっしゃっているんです。これは、米ツガは自然乾燥でコストなど全くかからない。
なぜかといいますと、できたところの水分や乾燥率、それからいろいろな諸成分の含有率、全部違いますでしょう。だからブランド米というのができたのですから。ましてやあなた、全然土壌が違う外国の米と日本の米とまぜて炊いて、いいものができるわけないじゃありませんか。全然うまくないです。 それから、消費者の選択の幅も狭める。これは非常に評判悪うございますよ、どこへ行っても。
それからもう一つは、質の面で、中国が大豆の乾燥率の非常に悪い品物しかないということが昨年秋の広州の交易会でわりあいに明らかになってまいりました。また、アメリカでも、御承知のように、この食品用大豆がとれますのは五大湖を中心とするごく限られた地域でございますが、この地域がまた非常に品質が悪い。