1975-06-19 第75回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
○原田立君 特に昭和四十六年に企業化された牛のたんぱく代替飼料としてのダイブ等は、その使用方法が原因で、富山、石川両県で二百頭以上もの乳牛が乳量低下や下痢などの障害を起こし問題となったが、そこで化学合成飼料を初め、その他PCB、アフラトキシン等々については本条項ではどのように取り扱うことになるのですか。
○原田立君 特に昭和四十六年に企業化された牛のたんぱく代替飼料としてのダイブ等は、その使用方法が原因で、富山、石川両県で二百頭以上もの乳牛が乳量低下や下痢などの障害を起こし問題となったが、そこで化学合成飼料を初め、その他PCB、アフラトキシン等々については本条項ではどのように取り扱うことになるのですか。
さらに、飼料の腐敗、変敗による事故といたしましては、四十七年に大分県下で発生しました乳牛の下痢、乳量低下という症状で百頭について被害例がございます。
○政府委員(大河原太一郎君) 御指摘のとおり、本年の五月から六月にかけまして、富山県の一部地域におきまして、組合系飼料を、お話ございました商品名ダイブという非たん白系の窒素化合物を、配合飼料の一部に加えました配合飼料を給与いたしました乳牛につきまして事故が起こりまして、食欲不振になり、あるいは乳量低下、お話のような下痢というような症状を呈しまして、六頭が死亡、九頭が廃用屠殺という事態が起きたわけでございます