1988-12-15 第113回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
それから、お尋ねのございました今年度に予定をしております製品ベースでの特定乳製品輸入量、生乳に換算しまして私どもも約四十万トン程度というふうに認識をしておりまして、先生の御指摘、ほぼそのとおりであろうかと考えております。
それから、お尋ねのございました今年度に予定をしております製品ベースでの特定乳製品輸入量、生乳に換算しまして私どもも約四十万トン程度というふうに認識をしておりまして、先生の御指摘、ほぼそのとおりであろうかと考えております。
これはどういうことかといいますと、輸入量は生乳換算で見ますと二百六十三万三千トン、六十年の乳製品輸入量。五十九年に比べまして、十五万トンふえているんですよ。しかもこの二百六十三万三千トンという輸入量は、国内の加工原料乳、五十九年度二百七十六万四千トンとほぼ匹敵するものでしょう。国の補給金の対象になる限度数量から見れば、それを上回っているんです。
その結果が全体の乳製品輸入量の七五%になっているというようなことでございます。現況のような乳製品の需給事情でございます。輸入乳製品の量を極力抑制をしていくということは当然でございまして、先ほど御答弁申し上げましたのもそういった趣旨に沿った措置でございます。
酪農の現状と対策の中の一〇六ページにも、乳製品輸入量の増大による国内乳製品の価格の国際価格への接近に対応して、こういうような表現をしておる。
○赤城国務大臣 いろいろ誤解があるようでございますが、乳製品輸入量の増大をはかって、それを財源として不足払いにするんじゃないかというようなことでございますが、そういうことは絶対にいたしたくないと考えております。もちろん、酪農品につきまして輸入の自由化を行なうというような考えは、今のところ毛頭持っておりません。