2018-06-14 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
そして、この乳用雄牛の牛肉の影響はどの程度出てくるというふうに考えておられるのか、併せて生産局長に聞いておきたいと思います。
そして、この乳用雄牛の牛肉の影響はどの程度出てくるというふうに考えておられるのか、併せて生産局長に聞いておきたいと思います。
視察した肉用牛肥育農家の話では、牛肉の自由化を控えて、これまでの乳用雄牛から価格の堅調な和牛に転換しつつあるものの、乳用雄牛の売り値よりも和牛子牛の購入価格の方が高いため、転換が円滑に進まないとのことでありました。 翌日は、渥美町を訪ね、まず、堀切施設園芸団地を視察いたしました。
それからもう一つは、主として乳用雄牛でございますが、酪農経営から生じます乳雄を肥育いたしまして、できるだけこれを安いコストで大衆肉的な形の中で消費していただくという方法があろうかというふうに思っておるわけでございます。
また、飼養戸数は四千八百十戸と年々減少傾向をたどっておりまして、一戸当たりの飼養頭数は五十四頭と全国平均の約五倍となっておりますが、昭和六十二年二月一日現在では飼養戸数の一二%、五百九十戸の生産者が一戸平均約三百頭と全頭数の約七〇%を占める十八万八百頭を飼養しており、乳用雄牛の肥育経営を中心に規模の拡大が進んでおります。
二つ目は、牛肉の自由化によりまして一番打撃を受けるのは乳用雄牛の肥育に及ぼす影響ではないか、こういうふうに言われておるわけであります。御承知のように、品質、価格の点等から見まして、国内生産の七〇%を占める乳用雄牛の肥育肉に一番大きな打撃を与えるのではないか、こういうふうに見られておるわけですが、この点はどういうふうにお考えになっておるか。
○松山政府委員 本宗谷丘陵区域の公団事業でございますが、周辺の酪農家から乳用雄牛を預託育成するということを主体といたしました公共育成牧場、こういうことで事業を始めてきたわけでございますけれども、乳雄子牛の品薄感、あるいは肥育牛の枝肉価格の堅調といったような状況の中で、乳雄子牛が地域外に供給されるといったような状態がございまして、なかなか計画どおりに集まることが難しくなった、こういう状況があるわけでございます
この中で最も典型的な乳用雄牛ですね、雄牛の肥育をして生産された牛肉と現在私どもが輸入をしております輸入牛肉との比較をしますと、アメリカ産のものと比較をして大体倍程度、これはアメリカ産の場合には主として穀物を給与して生産されたものが多うございますけれども、アメリカ産のもので大体半分程度、それから豪州産のものでございますね、これは主として牧草で飼育されたものが多うございますけれども、この価格が大体国産の
そういう幅をつくりまして、その幅の中で国内の実勢価格というものを維持しようという考え方でございますので、例えば乳用雄牛の価格につきまして二・三%下げるというのは、制度的に申しますと、安定されるべき実勢価格のバンドが下方にそれだけシフトしたということでございますので、今後、事業団の輸入牛肉の定期的な売買、こういうものを通じまして国内の価格が新しい安定価格の中心水準に収れんするような方向で運用してまいりたい
○政府委員(大坪敏男君) 輸入牛肉を売る場合の考え方としましては、輸入牛肉に相当する国産の牛肉、通常私どもは乳用雄牛の肉が相当すると考えているわけでございますが、その時価を一つの目安として輸入価格の販売を考えていく、そういう考えに立ってやっているわけでございます。
あるいはまた、全国開拓農協連の昭和六十年一月の肉牛肥育経営実態調査、平均肥育頭数百四十九頭の大型経営の乳用雄牛肥育農家四百九十二戸について調査したものによりますと、五十九年三月末、一戸当たり負債額が六千四百万円、五十九年度は約四〇%の農家が借入金償還後の収支がマイナスという見込みとなっている、こういう数字が報告されているわけであります。
それからもう一つ、全国開拓農業協同組合連合会、全開連と申すものがございますが、そこが昭和六十年一月に一戸当たりの平均飼育頭数百四十九頭というふうな大型経営である開拓系統乳用雄牛肥育農家四百九十二戸について実施した、肉牛肥育経営実態調査というものがございます。それによりますと、昨年三月末の一戸当たりの負債額が六千四百万円、大変な多額に上っているわけでございます。
最近の傾向を見ますと、今先生御指摘のように、去勢和牛にいたしましても乳用雄牛にいたしましても、肥育期間が長期化している傾向がございます。長期化をいたしますと体は大きくなりますので、一見何かいいような感じがするかと思いますが、やはりその間、えさ、飼料代は余計かかることになります。
○石川(弘)政府委員 私ども、牛肉の需要が比較的伸びているというのは、他の諸物価に比べて大変安定をしているとよく言うのでございますが、五十年を一〇〇としました乳用雄牛の価格というのは、五十四年以外は全部一〇〇以下でございます。
その合理的生産と言われておりますものは、先日も申し上げましたように、例えば昭和五十年の価格を一〇〇として乳用雄牛は今でも一〇〇という水準でやってきている。
残念ながら、現在までは、たとえば乳用雄牛の肥育等も頭数等はどんどん増加をしたわけでございますが、飼料の自給度は他の諸国家における肉用牛経営に比しまして大変低いというところが欠点でございます。
そういうこともございまして、乳用雄牛の方の基金加入はきわめて低うございまして、現在二〇%を割るくらいでございます。 私ども、一つはやはり育成農家一戸当たりの飼育頭数が大きゅうございますので、経営基盤が強い。
〔委員長退席、田名部委員長代理着席〕 そこで、その放出をやって、乳用雄牛の牛肉は大体上限価格より下がり出した。しかし和牛牛肉の方は、上限価格を超えてずっとそれ以後横ばいの状態が続いておる。ところが一方、輸入牛肉の在庫量の方を見ると、五十四年四月に約一万三千トンですか、それがずっとふえていますね。
また、飼養頭数についてみますと、三十九年から四十一年にかけて急激に減少してきましたが、四十二年以降、飼養戸数の減少にもかかわらず、肉専用種牛の頭数の下げどまりとともに、乳用雄牛の肉利用が進んだこと等により、飼養頭数は増勢に転じております。四十五年からほぼ横ばいで推移しましたが、五十三年には対前年比二・一パーセント増の二〇三万頭となっております。
それと、もう一点は、供給の三分の二を占める乳用雄牛または乳廃牛については酪農の副産物として出てくるわけでございますが、牛乳が供給過剰になっている今日の現状からいたしまして、増加が見込めないという見方が一部にあるわけでございます。こういったことから、長期的に見て国内生産の伸びというものは需要の伸びを下回る可能性が強いため、この結果、需給ギャップが拡大する可能性が強くなる。
○大場政府委員 まず私の方からお答えいたしますが、国内産の牛でも、和牛があり、乳用雄牛があり、あるいは乳用雌牛があり、それぞれ三分の一で流れているわけでありまして、それぞれに一定の価格関係が形成されて、相対関係が形成されて需給が形成されている、こういう状況であります。
それから、肉用牛肥育施設近代化促進事業でありまして、これは支出は四億円を予定しておりますが、乳用雄牛を中心に、肥育施設、飼料作圃場整備等に対する助成をするということを予定しております。
肉用牛の肥育施設ですが、これは文字どおり乳用雄牛を中心といたしまして肥育経営の近代化を図るために、いろいろの肥育施設だとか、飼料作物の圃場の整備といったものに対して助成するわけでございまして、事業主体は農協等であります。