2018-11-28 第197回国会 衆議院 外務委員会 第4号
EU製品の日本市場へのアクセスに関しましては、EUの関心の高かったソフト系チーズについて関税割当てを設定する、その一方で、米を関税削減、撤廃などの対象から除外し、麦、乳産品の国家貿易制度、砂糖、でん粉の糖価調整制度、豚肉の差額関税制度といった基本制度を維持し、関税割当てやセーフガードなどの有効な措置を確保するなど、農林水産品の再生産が引き続き可能となる国境措置を確保いたしたところでございます。
EU製品の日本市場へのアクセスに関しましては、EUの関心の高かったソフト系チーズについて関税割当てを設定する、その一方で、米を関税削減、撤廃などの対象から除外し、麦、乳産品の国家貿易制度、砂糖、でん粉の糖価調整制度、豚肉の差額関税制度といった基本制度を維持し、関税割当てやセーフガードなどの有効な措置を確保するなど、農林水産品の再生産が引き続き可能となる国境措置を確保いたしたところでございます。
他方、ホエーとチーズの関税削減や関税撤廃等によりまして、長期的に競合する国産の脱脂粉乳、チーズの価格下落等が生じることによりまして、乳産品向けの乳価の下落も懸念をされますことから、乳製品全体で約百三十四ないし二百三億円、うち、チーズにつきましては七十六ないし八十六億円の生産額の減少が見込まれると試算もいたしたところでございます。
また、TPP11が自社にマイナスの影響があるとする企業では農林水産が七一・四%で突出して高くて、農産物の輸入拡大によって地域の経済が停滞する、自由貿易によるこれ以上の格差社会は不安定要素が増すことになる、TPP11は他国から安い農産物や乳産品は入ってくるが、米国に工業製品を売ることはできず、道内産業に悪影響が大きいと、こういう意見が出ているんですね。
日豪EPAもありますから、オーストラリア、ニュージーランドという大農業国、あるいは乳産品をつくっている国との関係で一定の水準が合意できれば、私は、これは大きな、日本の国益を守る枠組みの一つになるのではないかと思っております。 次に、土地改良法に移りたいと思います。 先ほど中川先生から、民主党政権時代に土地改良予算が随分削られたという話がありました。
それがどういう意味かということはまた改めて機会を得て教えていただきたいと思うんですけれども、乳産品についても、当然げたは履かせていかなくちゃいけない。 私は、EPAですとかTPPもそうなんでしょうけれども、日本が国際社会の中でさまざまなところと約束をしていく、その中にあっては、我が国の中で履かせなくちゃいけないものは履かせなくちゃいけない、これは当たり前のことだろうと思うわけです。
○石原国務大臣 佐々木委員が、お地元の北海道で、また北海道は、大変農業、特に乳産品、あるいは漁業において、日本の生産の大なるところを占めていらっしゃる、そんな中で、道民の方々がこのTPPに対して御懸念を持たれている、こういうものにしっかりと説明をしていく上で、委員の御指摘のとおり、このような開かれた場でこのような形で議論をさせていただくことということは重要でございます。
○儀間光男君 これ、資料を見ますというと、御説明のとおり、米は関税の撤廃から外しますと、あと小麦、肉、乳産品、砂糖などは段階を追って改定をしていきますと、ハードルを下げていきますということになっておりまして、それはそれで結構ですけれども。 日豪の貿易関係を見てみますというと、日本がオーストラリアに出している年間総輸出量、これが一兆五千億だったと思います。
反対に、米あるいはその他乳産品を含めて取られる方ばかりですから、そういう意味でいえば先生の言われる趣旨は理解はできますが。 ただ、私どもはやっぱり基本論としてすべての国々と自由な貿易が実現できるように、マルチ的にはWTOで、そしてバイでは、個々にはそれぞれ二国間交渉をと、EPAで、FTAでと言ってきているわけですから、自らその門を閉ざすようなことはやるべきではないと。
したがって、今の御説明にありましたように、ガット十一条二項が適用される品目、基礎的食糧は関税化を拒否する、こういうことですが、もう少し具体的にお伺いしますが、そうすれば当然乳産品、でん粉などの非自由化品目については関税化提案に乗るつもりはないというふうに聞いてよろしいでしょうか。
これはただいま御質問の第二点に関連したことであると思いますけれども、米の問題あるいは畜産品の問題、乳産品の問題、あるいはその他のいろいろな工業製品について考えてまいりましても、これまでの日本経済の中でこれらのものが果たして、これらの産業部門、その産業部門に働いている、経営が果たしてまいりました歴史的な役割りが終わって、新しい形で脱皮しなければならないような状況が急速にあらわれつつあるというのが今日の
○廣川国務大臣 アメリカの乳産品の過剰いたしておることは、私よく承知いたしております。大体日本の市価の年額で日本に入れたいという話があつたのであります。但しこれは日本の畜産界を圧迫いたしますので、われわれは輸入を断つております。ただ進駐軍用として入つておるものが市中に流れておるかに聞いておりますが、正式のルートで一般家庭に配給されておるものは、私はないと思います。