2005-10-19 第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
また、八木町では、乳牛経営で出されるふん尿を堆肥化しております。その際排出されるメタンガスを発電に利用しております。環境保全に寄与しているわけですが、その維持管理コストは地元にとって極めて重いものであります。単なる産業廃棄物の処理といった感覚ではなく、生態系の循環という環境維持の努力に対して、施設をつくるだけの補助金ではなく、その後の運営に要する経費も助成をいただきたいとお願いいたします。
また、八木町では、乳牛経営で出されるふん尿を堆肥化しております。その際排出されるメタンガスを発電に利用しております。環境保全に寄与しているわけですが、その維持管理コストは地元にとって極めて重いものであります。単なる産業廃棄物の処理といった感覚ではなく、生態系の循環という環境維持の努力に対して、施設をつくるだけの補助金ではなく、その後の運営に要する経費も助成をいただきたいとお願いいたします。
日程第四日は、阿蘇に参り、阿蘇草地改良事業の進捗状況を視察し、現地において、木落酪農組合長等より、肉牛、乳牛経営の実情を聴取いたしました。午後、久住・飯里高原において高原野菜の生産状況を視察し、玖珠営林署長、阿蘇国立公園管理事務所長からも説明を聴取いたしました。また、大分県の温泉熱利用農業研究所も訪れました。
その程度の生産をあげますならば、現在の乳牛経営というものを前提として一種の迂回生産になるわけでありますが、その土地収益性というものは、おそらく米四石に近い生産に相当するものと考えます。
たとえば乳牛の乳のごときも、十石程度の生産があれまその地方で何とか消化して、経営が成立つが、これを増加して二十石生産したら、もうその乳牛経営がだめになるということも、結局市場をまずもつて考えずして、いたずらに酪農を奨励した結果でありまして、今後有帯農業という面から申しましても、農家各戸の経営の面に沿いまして、大家畜、中家畜、小家畜、おのおのそれに適合した家畜を取入れて行く。