1974-03-28 第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第26号
私が酪農関係者に聞きますと、乳価安に原因があるのではないかというふうに言っておりますが、それに対する見解をまず承りたい。
私が酪農関係者に聞きますと、乳価安に原因があるのではないかというふうに言っておりますが、それに対する見解をまず承りたい。
農家自身も、いまの肉高という状態の中、乳価安というこの比較の中では、さらに一そう大事な基礎牛が失なわれていくという状態というものがさらに深化するというふうに見ております。こういうときに、歯どめの役としてせっかくのこの法律を生かすという前向きの姿勢で取り組んでいただくようにお願いをいたしたいと思います。 そこで、時間が参りましたから、最後に営農指導体制の問題についてお尋ねをいたします。
酪農家の負債は乳価安の資材高政策に起因し、今次の飼料大暴騰もまた食糧政策の基本である穀物需給を放棄してきた政府の責任であります。」こういうことで豚価格の基準も三百六十八円をいわゆる平均価格としてこれに見合うものを決定していただきたい。こういって、乳価、豚価の要求を、先ほどから申し上げたように、しておるわけであります。
この現象は何かと申し上げますると、御案内のように農村から農業労働力が他産業へ流出する、その結果農業労賃が高騰してまいる、あるいは漸次飼料、濃厚飼料が高騰してまいる、乳価安の現象が持続してまいっておる、乳価安の飼料高といういや気、それで一方には、当時各方面から強く叫ばれておりましたところの貿易自由化に対するおびえ、こういうようなものがいろいろ相重なりまして、酪農についての不安のムードが漂ってまいった。
○安田(善)政府委員 基本の考え方と、酪農経営の拡大、農家の安定、乳価安の状況、方策というような点につきましてはお話の通りだと思います。ただいま政府にも五カ年計画が立っておりまして、年次別の明確な計画ではありませんが、三十七年度を目標としました総合計画の中に畜産の計画もございまして、乳牛の計画もあります。
これも五カ年計画において五十九万頭の乳用牛を百二十五万頭にふやすというのでありますが、これまた一昨年秋以来の乳価安で、農民は酪農経営に困難を来たしておるのであります。
さらに生産者がみずからの出資金を効率的に利用するという観点、及び生産者が現実的に乳価安、飼料高に悩んでおるということ、また団体によりましては、生産合理化のためかような制度を望んでいる実情からいたしますれば、乳業安定のための資金同様に、生産者の生産合理化のための資金であるという見地に立って、直接生産者のための債務保証業務を実施する必要があると思うのであります。
また、大都市におけるところの乳牛業者も、極端な飼料高と乳価安でもって、いずれも重大なる危機に瀕しております。 政府は、国民所得が四%増加してきただの、また国民生活安定の徴候がぼつぼつ見えてきたというような勝手な御託を並べておられまするけれども、農山村及び都市中小企業者の実情は、決してそんななまやさしいものではないのであります。