2018-05-24 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
それはデータとして既に報告されておりますけれども、橋下市長が御心配になっていたような結果ではなくて、結局、生活保護を利用している方と一般の方との差はそれほどないと、外来の関係ではそれほどないということが出ておりますので、そういう点からも、自己負担がないから過剰診療になっているとか、あるいは乱診乱療が起きるという状況にはなっていないということで、データに基づいて議論をすべきだというふうに思います。
それはデータとして既に報告されておりますけれども、橋下市長が御心配になっていたような結果ではなくて、結局、生活保護を利用している方と一般の方との差はそれほどないと、外来の関係ではそれほどないということが出ておりますので、そういう点からも、自己負担がないから過剰診療になっているとか、あるいは乱診乱療が起きるという状況にはなっていないということで、データに基づいて議論をすべきだというふうに思います。
ところが、実際を運用してみると、病院の待合室がサロン化したり、乱診乱療になったり、はしご受診とか、いろいろな問題が出てきて、そしてこれが何とかしなければならないということで別建ての高齢者医療制度というのをつくったんです。 いろいろ経緯の中で考えられる制度としては、私はこれ以上のものが今私の頭の中には余り思い浮かばないんですけれども。
安易に、乱診乱療ということもあり得るわけですね、どこでもやってしまう。ですから、保険適用となった場合の実態、これは国民の皆さんもある程度懸念があると思いますよ。あそこでやって大丈夫なのかなと、そういう気持ちがあると思う。そこのところと、今評価療養で自由診療が認められている部分との間が余りにハードルが違い過ぎるんですよ。
当時は乱診乱療という言葉が生み出されまして、多くの人が衝撃を受けたわけでありますけども、これが二十五年たって最近ようやく行政処分が出たということですが、この内容について簡潔にお話しください。
その医療費を先ほどのように機械的に抑制を行えば一体どういう弊害が出るのかというお話でありますが、先ほどちょっと申し上げましたけれども、それに付け加えて、医療費という特性で更に申し上げますと、限界を超えた利用者負担を求めることになるおそれがある、あるいはサービスが提供されなくなったり粗診粗療や乱診乱療を招くおそれがあるといったような社会的なあつれきが生ずることが考えられるというふうに考えております。
そうすると、それは粗診粗療や乱診乱療といったようなことにつながるおそれもありますから、やはり先に伸び率管理というのはまずいと思います。
そして、本年の七月、最高裁で民事裁判の判決が下されましたが、いわゆるこの富士見産婦人科事件は、明らかに軌道を逸した集団的異常行為と言うべきであって、単なるもうけ主義とは格段に、別個に異質のものである、およそ医療という名に値しない乱診乱療だというふうな最高裁判決もおりております。
だれでも負担は軽く無料だという形は望ましい姿なんでしょうが、今の治療行為においても乱診乱療という行為も一部で批判されているように、医療全体で本当に必要な医療がどうなのか、適切な医療はどうなのかという点も含めまして、なおかつ、この医療保険財政を考える上において、それはお金があればできる点もあると思いますが、この医療費の伸びというものも国家財政を考えると考えなきゃいけないということで、私は、税金をどの程度投入
○五十嵐委員 薬価差益でお医者さんが食べているという問題は問題があるわけですけれども、単に薬価の単価の見直しだけで解決がつかないからこれはキャップ制度ということで、使う量まである意味では規制をかけて、薬漬け、乱診乱療に歯どめをかけていこう、こういう問題意識であったのだろうと思うのですね。
富士見病院における乱診乱療とは、被告医師らが患者を資格を持たない北野早苗のME検査に回し、でたらめなME検査所見とコンサルによって、被告医師らの指示に基づかないで入院、手術を決定し、患者に対してでたらめな説明をして入院や手術を承諾させた。そして、北野早苗の妻北野千賀子とその他の勤務医の六人が北野早苗の決定のまま手術を敢行してしまうという行為であった。
それから、医療に関しましては、私は供給サイト、例の薬価のところの差益の問題であるとか、あるいは乱診乱療的な医療費のむだ遣いであるとか、それをやらなくして、やにわに需要側の方の弱みにつけ込んでと言っては恐縮ですが、受益者負担にすぐ行くのは問題である、こういう意見を申しました。今もこれは変わっておりません。
○長勢委員 出来高払いは、わかりやすく言えば、医師の方々の御判断によって診療すべてについて診療報酬が払われるという仕組みでございますから、ケースによっては乱診乱療になるという御指摘もあるわけでございます。そういう意味で、医療資源の効率化を図るという観点から、仮に出来高払い制の中であっても、そういうことのないように注意していかなきゃならないというふうに思います。
いわゆる乱診乱療というのが起こってしまう、そういうこともある。それともう一つは、やはり先ほど申し上げた、最初に戻りますが、医学教育において本当にそういった教育もやっていかなければならぬと私は思うのです。 そういう意味で、医学教育でお医者さんが本当に安心して治療もできるまた勉強もできる、そういった形をつくらない限り、まだまだいろいろな問題が起こってくる。
定額制の導入により、薬づけや乱診乱療は確かに減り、人の手によるケアが見直され、患者も元気になるなどよい結果が生じているという報告も聞きます。定額制によるこのような望ましい変化を踏まえた上で、なお私は問題点を明らかにしながら、長期展望に立って、先ほどの公平性、透明性を高める上での質問をしたいと思います。
○児玉委員 今のお答えは全く説得力もないし、これまでの議論の中で乱診乱療だとか病院をサロンと心得ているとか、そういったものは国民的に完全に克服されていますね。そして、最後にあなたが言われた厚生省がやっている指導というのは、国民の願いに背を向ける極めて不当なものですね。そういう指導は撤回すべきですよ。
登録医にしかかかれませんから患者にとって不便だとか、あるいは高度医療、どうせ国からもらう金は決まっていますから医師側に高度医療をやるというインセンティブがわいてこないとか、あるいは診療してもしなくても収入が保証されますから乱診乱療でなくて粗診粗療になって患者が迷惑する、こういう指摘もありますし、あるいは早く患者を病院に回してしまえということで、英国なんかでは盲腸を手術するにも一週間以上待たなきゃならない
これは、特に老人医療ではある程度やむを得ない、高齢化社会がどんどん進展する以上仕方がないのですけれども、私ども前回の民社党の大会においても、私は政策担当の部会に出ておりましたが、医療費が非常に、乱診乱療と言ってはあれかもしれませんけれども、検査づけ、薬づけという要素が随分ある。それをどうやって抑え込んでいくか。
例えば同じ風邪なら風邪でも、その治療の仕方、乱診乱療を言っているわけじゃないのですよ、そういう形で神奈川と関西あるいは北海道、こういう形の調査の中でもそういうことが明らかになった。いみじくも例えば自動車の目賠債保険、医療費の地域格差が全く同じように出ているのです。ですから、今こういう時代なんだから、やはりそういう点をすべて明らかに分析をして対策を立てないと間違いを生じる。
医療保険に民営の論理、医療保険と医師、病院の自由契約という競争の論理を導入すれば、乱診乱療のチェック機能が働くかもしれません。そして、医療サービスの向上につながると思います。
今後とも本格的な高齢化社会の到来に備えていくために、それこそ今、乱療、乱診、乱投薬、乱検査とかいう趣旨の御発言もございましたが、国民の皆さん方の理解を得ながら、社会保障制度全体の改革をさらに推進していく考えであります。 具体的な事例として、被爆者援護法の御指摘がございました。