2003-07-15 第156回国会 参議院 法務委員会 第22号
そういうことで、その言わば乱訴、乱申立てですね、そういうものを含めますと何百件、全国的には何百件という請求があるんですが、そのうち、懲戒の必要なしという、つまり処分の必要なしというのが相当数確かにございます。そういうものについて疑問の向きが発生してくるおそれがあるということで、もう一遍これを国民の目線で透明化の観点から見ていただこうと、こういうために綱紀審査会を作ったんです。
そういうことで、その言わば乱訴、乱申立てですね、そういうものを含めますと何百件、全国的には何百件という請求があるんですが、そのうち、懲戒の必要なしという、つまり処分の必要なしというのが相当数確かにございます。そういうものについて疑問の向きが発生してくるおそれがあるということで、もう一遍これを国民の目線で透明化の観点から見ていただこうと、こういうために綱紀審査会を作ったんです。
綱紀審査会を懲戒手続の中に、綱紀、懲戒の全体のシステムの中に新たに組み入れるわけですから、本来、懲戒処分に値しない、客観的に見て、値しないような弁護士が乱申立てを受けたという場合には、先生御指摘のような負担がその弁護士に従来よりも余計に掛かります。少なくとも時間的にも長い間引っ張られるのではないかと、その手続の中でですね、そういう心配がありまして、真剣に日弁連でもその点は議論されたところです。