1979-04-25 第87回国会 衆議院 外務委員会 第6号
そういう状況の中で、いまとっているとり方、要するに母船を持っていって集めてくるやり方、それから乱獲云々ということまで言われたり、新聞に載せられたりしていますが、それはさておいても、こういう母船式漁業というもののあり方について検討すべきではないのだろうか。
そういう状況の中で、いまとっているとり方、要するに母船を持っていって集めてくるやり方、それから乱獲云々ということまで言われたり、新聞に載せられたりしていますが、それはさておいても、こういう母船式漁業というもののあり方について検討すべきではないのだろうか。
日本側の漁民と申しますか、水産関係者は、日ソ漁業委員会で合意いたしました事項については、私は実に忠実にこれを順奉していると思うのでありまして、日本側の乱獲云々などといういうことは、事実に反しているといわざるを得ないわけでございますから、こういう点を踏んまえて、十分御期待に沿うような交渉をさせるつもりでございます。
乱獲云々というのは、大体この程度の漁獲をしても全体の資源量に変動は生じない、そうしてその程度の生産性が維持されるというふうな意味で言っているのですが、そういうことでありますれぱ、われわれは現在のものは乱獲とは考えておりません。日本がとるためにソ連の分け前は減るかもしれません。沖取りがとるためにソ連の側の漁獲高が減るかもしれません。そういうことはおそらくある。