1987-12-02 第111回国会 参議院 本会議 第3号
今後とも本格的な高齢化社会の到来に備えていくために、それこそ今、乱療、乱診、乱投薬、乱検査とかいう趣旨の御発言もございましたが、国民の皆さん方の理解を得ながら、社会保障制度全体の改革をさらに推進していく考えであります。 具体的な事例として、被爆者援護法の御指摘がございました。
今後とも本格的な高齢化社会の到来に備えていくために、それこそ今、乱療、乱診、乱投薬、乱検査とかいう趣旨の御発言もございましたが、国民の皆さん方の理解を得ながら、社会保障制度全体の改革をさらに推進していく考えであります。 具体的な事例として、被爆者援護法の御指摘がございました。
○寺田熊雄君 出来高払い制を廃止して他の方式に変えると、これは大変革命的なことでなかなかむずかしいでしょうけれども、よく言われますように、出来高払い制ですと、これは人間の利己心からして、必然に乱検査、またお薬の乱用ということが生ぜざるを得ない。
そこで、この出来高払い制についてメスを入れるお気持ちがあるのか、そしてこの乱検査を何とかしてその弊害を食いとめる方策というものを立てていらっしゃるのか、その辺のところはいかがでしょう。
医療費の急増とそれに基づく健保財政の赤字は、技術を尊重しない診療報酬体系の合理化、現物給付、でき高払い方法の再検討、乱検査、乱投薬の厳重な監査など、医療制度の抜本改正を抜きにしては永久に解決できないのであります。一歩一歩不合理を是正していかなければ、国民は負担の増大を絶対認めることができないのであります。