1985-04-02 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
ここの事業の経緯でございますが、昭和三十年代後半に九頭竜川上流の電源開発に伴いますダム群が設置されまして、それによりまして水源が確保され、国営総合農地開発事業坂井北部地区として昭和四十六年に計画が確定された、こういう経緯がございます。
ここの事業の経緯でございますが、昭和三十年代後半に九頭竜川上流の電源開発に伴いますダム群が設置されまして、それによりまして水源が確保され、国営総合農地開発事業坂井北部地区として昭和四十六年に計画が確定された、こういう経緯がございます。
九月十四日、台風二十四号、二十五号による前線活動によって集中的な豪雨が各地に発生し、九頭竜川上流の真名川では、十三日から十五日までの三日間の合計が千四十四ミリに達する史上まれなる雨量となったのであります。福井県を縦断する九頭竜川及び支川真名川は、このため至るところで堤防が決壊し、特に大野、勝山両市及び西谷、和泉町村を含む奥越地方に大災害が発生いたしました。
これは九頭竜川水系でございますが、特に九頭竜川上流の大野市からさらに奥の地帯の被害が激甚になっております。次にまん中辺に参りまして、兵庫県の三十一億三千五百万円、これは淡路島を中心といたしまして海岸地帯が非常な被害を受けたという内容になっております。
まず九頭竜川上流の勝山市、大野市における被害状況を視察したのでありますが、九頭竜川は北陸有数の大河川であるにかかわらず、その直轄区域はわずかに足羽川合流点以下にすぎず、災害の根本対策として直轄区域の延長、すなわち大野市、勝原までの間を直轄区域に編入せられたい旨の要望がありました。次に支流足羽川、日野川の流域の被害個所を調査いたしました。