1986-11-28 第107回国会 参議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第10号
○国務大臣(橋本龍太郎君) 私どもは、北海道旅客鉄道株式会社、四国鉄道株式会社、九州鉄道株式会社のそれぞれに精査の上十分な額の経営安定基金を設定したつもりでありますし、またその経営環境の厳しさに対応し、現国鉄の抱えております長期債務の引き継ぎ等をも避けておるわけであります。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 私どもは、北海道旅客鉄道株式会社、四国鉄道株式会社、九州鉄道株式会社のそれぞれに精査の上十分な額の経営安定基金を設定したつもりでありますし、またその経営環境の厳しさに対応し、現国鉄の抱えております長期債務の引き継ぎ等をも避けておるわけであります。
それから分割には賛成、ぜひ全国ネットワークは守って一社制でいけ、こういうところに意見の違いがあったと思うのですが、ただ総体的に考えますと、分割によるメリット、デメリットは何なのか、果たして九州鉄道株式会社はうまくいくのか、収支の見通しは立つのか、そういう状況の中でローカル線は一体これまでどおり守っていけるのかどうか、さらに九州は極めて雇用問題は厳しいのだけれども、雇用問題については心配ないのか、こういうところに
○村山(富)委員 私が聞いているのは雇用でなくて、九州鉄道株式会社は現在赤字路線を全部抱えておって、そして民営になれば分割されて果たしてうまくいくのだろうか、関連企業で幾らか収益を上げるにしても、もう余り関連企業に期待する部面というのは少ないのではないか。
もし分割していただいて、九州鉄道株式会社でもうけた分は九州鉄道株式会社で使わしていただいて、四国だとか札幌には絶対に持っていきたくない、そういうふうに思います。 先ほどからの分割の話ですが、私ども見ていますと、九州から四国へ行く人よりも九州から韓国へ行く人の方が多いのですね。むしろ一緒になれとおっしゃるんだったら、韓国と一緒になるべきだと思います。(笑声)
さらに、個人個人の職員からいたしましても、新しい会社ができて、設立委員が労働条件やらあるいは採用の基準やらを提示して職員にそれを公開する、職員はそれを見て、私はぜひこの九州鉄道株式会社に入りたい、あるいは北海道鉄道株式会社に入りたい、こういう希望を述べるだけであって、その意思が確認をされた後は一切本人にも何らの話もない、そして一方的に国鉄によって選定されて採用される、こういうことになるわけですけれども
は、総理の答弁は残念ながら聞き得なかったのですけれども、今度こういうふうに改革をしていく前提は、国有鉄道という公共性よりも、やはり企業としての健全な経営というものを主体にせざるを得ない、そういう意味の答弁があったと思うのですが、そういう意味の解釈から前提を踏まえて考えた場合に、この二十八条というものは、今運輸大臣が答弁されたことよりも、どうしても採算がとれない、赤字の解消ができない、これは例えば九州鉄道株式会社
一兆一千八百億円、それを分割後に、経営が厳しいのではないかと思われる北海道鉄道会社に六千二百億円、九州鉄道に三千七百億円、四国鉄道に一千九百億円、安定基金を交付なさる。これは、中身を構造的によく聞いてみますとなかなかの知恵だと私は思っております。この三島会社に、独立してやってみなさい、今まで背負っておる借金は三つの会社には一切責任は持たせません、これも結構です。一つの政治判断だと思います。
長期債務の問題と、それから三島の鉄道のやれるかどうか、いろいろ問題がありますけれども、二十日の日の問題は保留はいたしましたけれども、九州鉄道だけはちょっとやっておかなきゃいけません。 三島の資金が、債券で三千億なら三千億、資金、債券やっている。これから十年間清算事業団が面倒見るというようなことでありますが、「老朽施設の取り替え先送り」と、これはフクニチという新聞が出している。
それから、ここに、後で九州鉄道のときに質問しようと思っているけれども、要員を削減するために、例えば大井町、日暮里地区電力指令統合、あるいは横浜地区電力指令統合などに四億九千万あるいは二億五千万の金を投資して指令室をつくる。これで二百五十人を、そのためにはもう即断即決。金が足らぬといいながら、二百五十名のとにかく要員を削減せい、そのためにひとつこれへ金ぶっつけいと。
私ども、この委員会の答申を受けて、政府として検討いたしておりますのは、何としても九州鉄道にしろ四国にしろ、民間鉄道会社として自立していってほしい。そうするには、先ほど申し上げました借金棒引きでやりますと、ファンドをつけさしていただきますと、こういうこと。
私ども、監理委員会の答申は答申として御尊重申し上げておるわけでございますが、ただいま、九州鉄道株式会社にいたしましても、その収支の精算についてこれまた政府として精査をいたしておるわけでございまして、今日の時点においてそれなりの経営が行われるものと見ておるわけであります。
そして、九州鉄道はなかなか大変ではないかという御指摘もありますが、前段、三島の分割をいたしました経営方針に対する政府のアプローチといういわゆる基本的な考え方を申し上げさせていただいたわけでございますが、そういうことで十二分に前に進むのでありますから、今日の対応の方が現実的であり、経営体とすれば正しい、こういうことで取り決めをさしていただいた、こういうことなのであります。
今の収入の約四割近くは新幹線の売り上げでやっていると、ぜひこの新幹線は九州鉄道に、下関−博多間は九州鉄道に所属さしてくださいというのが全体の熱望です。これはひとつ大臣から聞いておきたい。これはまた予算で総理からも少し聞こうと思っているから、大臣の見解をまず聞いておきます。
ところが、今度の分割した九州鉄道株式会社には、初めから高千穂線はないわけです。しかし、国鉄再建法による手続でクリアをして、協議が中断をしてずっと存続の体制というのができておるわけですね。ところが、国鉄は解体をして、新会社には高千穂線は移譲されないわ、高千穂線は一体どうなるのか、そのことを聞いておるのですよ。
ところが、この前発表になりました九州鉄道株式会社に高千穂線は載っておらないのですね。これが仮に分割された場合に、一生懸命宮崎県民が努力して高千穂線を残そうとして、今日まで継続、継続で来たわけですが、高千穂線はどこに行くのですか。――いやいや、国鉄じゃなくて、閣議決定だからあなたはいい、政治的なことだから。
まだちょっと時間がありますので、もう一つだけお尋ねしたいと思いますが、これは民営・分割後の九州鉄道株式会社、将来ともに九州の地域の足として、また地域開発の担い手として、経済発展の動脈としてどのように機能せしめていくかが、これはまた改革の重要なポイントであろうと考えるわけでございますけれども、そのためにはやはり徹底した効率的な経営あるいは活性ある経営に心を砕く必要があるわけでございますが、この九州整備新幹線
特に、御指摘の九州、四国、北海道、それぞれ島別分割の中における九州、この九州鉄道会社を、将来ともに九州の地域の足として、また地域開発の担い手として、また経済の発展の動脈としてどのように機能せしめるかは、今回の改革の重要なポイントでありますので、政府としても全力を尽くして、その収支計算がきっちりといき得ますように今取り進めておりますし、監理委員会は、十二分に黒字としてスタートでき得るものという算定をお
○三塚国務大臣 先般、国会再開直前に九州を訪問させていただき、九州知事会会長奥田福岡県知事さんに御面接をいただきまして、改革に対する御理解、余剰人員に対する御理解、御協力をお願いをいたした際に、いろいろ御質疑などもございまして申し上げた件でございますが、九州鉄道会社も全額国鉄出資の会社として他の五社と一緒にスタートを切るわけであります。
○小柳勇君 今、九州の財界では、田村総局長は就任以来半年間九州の鉄道を十分見でいろいろ改善するものは改善した、非常に努力した、ところが半年やってみて部下職員などと一緒にこれから行く先を検討した結果、この分割案では将来九州鉄道はやっていけない、そういうような判断をして、将来責任というよりも、神の前にこの「エホバの証人」として、信仰としてこの際辞職した、そういうのが今、九州財界で一般に言われています。
総理に質問いたしますが、先般、新聞や週刊誌で「エホバの証人」の信仰で九州鉄道総局長をやめた田村剛君の話を知っておられるかどうか、その原因についても御存じかどうか、お伺いします。
それはまた別の機会にいろいろ具体的に質問しますけれども、きょうは、四国、九州、北海道、私どもは三島の分離はこれはもう絶対反対しなきゃならぬと言っておるんですが、九州の鉄道を例にとって杉浦総裁も加藤先生も、九州鉄道はもう五年ぐらいしたら黒字ですよ、こういうことを一日懇談会でも言っておられるんです。杉浦総裁のこの間の記者会見はここに大きく新聞に出ております。
かつて、百年前から国鉄は、九州鉄道もありました、北海道鉄道もありましたのを、論争しながらこれは今の一本の全国ネットワークができ上がった。もう御存じのとおりです。私鉄でやろうという意見もあったんですけれども、公共性を重んじて国鉄でなきゃならぬと。そしてこの百年間で日本の経済が発展してまいりました。言うなら日本の動脈と静脈でありますね、国鉄は。それで巨大とは一体どういうことであろうか。
民営分割して、例えば今の国鉄というのを、百年ぐらい前から九州鉄道とか北海道鉄道、それが統一いたしました。もうこの民営か分割かは百年間論議されている。そして結論的には、利潤追求の私鉄ではなくて国鉄、そして全国ネットワークで地域的な落差を起こさないように全国一本化がされています。
解体しないと言うならば、北海道鉄道会社というものができるかどうか知らぬけれども、九州鉄道会社というものができるかどうか知らぬけれども、四国鉄道会社ができるかどうか知らぬけれども、これらの島の鉄道が国鉄から分離されて大体においていまの借金を背負っていくだけの能力がないとするならば、その点は政府がこの債権債務の関係についても保証するという前提がなければならない。
その場合にはどういうことになるかというと、北海道鉄道とか九州鉄道とかいうところと、関東鉄道とか、どういうかっこうになるかわからないけれども、関東鉄道、関西鉄道といったようなところは黒字になって運賃も割り安になる。北海道鉄道、九州鉄道、四国鉄道になるというと運賃が割り高になって配当もないと、こういうへんぱな姿になると思うんです。
○村尾参考人 分割論と経営形態論とは一つものだと思いますけれど、地域分割して民営にするというのは、理念としては非常にあり得まずけれど、現実としては、たとえば北海道鉄道株式会社とか九州鉄道株式会社というのを引き受ける人は、ぼくはいないと思います。それから、それはあっても、貸す銀行はないと思います。
圏谷光衞君紹介)(第 三九七六号) 三三二 上野、青森間に直通急行列車運転の請願 (圓谷光衞君紹介)(第三九七七号) 三三三 南浦和駅設置の請願(川島金次君紹介) (第三九七八号) 三三四 同(福永健司君紹介)(第四〇四一号) 三三五 名羽線全通促進の請願(玉置信一君紹介 )(第四〇三五号) 陳情書 一 西日本鉄道幹線の電化に関する陳情書(第 八二号) 二 四国、九州鉄道連絡船等
○公述人(貝島義之君) 私は日本石炭協会九州支部、日本鉄鋼連盟九州支部、日本鋳鋼会九州協議会、九州化学工業協会、九州セメント懇話会、九州地方鉱山会、九州製紙工業会、九州産業機械協会、九州鉄道協会、九州両工会議所連合会及び九州磁気協会、即ち九州の全産業界を以て組織する九州産業団体電力懇談会並びに九州電源開発促進期成同盟を代表して、電源開発促進法案に対する賛成の陳述をいたします。
昭和二十六年十二月二十六日 西日本鉄道幹線の電化に関する陳情書 (第八二号) 四国、九州鉄道連絡船等の開設に関する陳情書 (第八三号) 羽越本線秋田発上野行急行列車運行に関する陳 情書(第八四号) 貨物運賃後納契約保証金据置並びに納期延長に 関する陳情書 (第八五号) 関東地区における観光事業促進に関する陳情書 ( 第八六号) 国鉄御殿場線の電化及び複線化に関する陳情書