1998-04-07 第142回国会 衆議院 大蔵委員会 第20号
一方、我が国を考えますと、きょうこの大蔵委員会でも朝方から九大銀行の頭取がずらっと並びまして、接待問題そして今回の公的資金の問題等々の質問をそれぞれさせていただいた。
一方、我が国を考えますと、きょうこの大蔵委員会でも朝方から九大銀行の頭取がずらっと並びまして、接待問題そして今回の公的資金の問題等々の質問をそれぞれさせていただいた。
しかし現在あの九大銀行といい、十大銀行といい、銀行に信用が置けぬから預金を持つて行かぬという人は国民の中に一人もない。最近において雨後のたけのこのごとく尨大な資金が投ぜられてビルが建てられておるにもかかわらず、それによつて一体どれくらい預金が増加しておるかということを検討してみられておるかどうか。私はそんなものではないと思う。
特に金融機関が、十九大銀行ですか、それが中小企業金融公庫の金はおれたちの方に扱わせろ、こうおつしやつてくださる。その他信用組合、信用金庫なども、ぜひわれわれの方も扱いたいとおつしやつてくださるので、まことにありがたいと思つております。ことに中小企業庁あたりは、きようは石井部長も見えておられますが、われわれとはしよつちゆう言い合いをしておりまして、そして何かあるとじきにわれわれはねじ込んで行く。
現に沖繩の問題で相当の額が最近九大銀行の協調融資で実現いたすことになつておりますのでも、その行き方の一つの現われだと思つております。