1947-11-21 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第38号
かくなりますと、今まで多數黨であつた一つの甲黨が總選擧の結果少數黨になり、今まで少數黨であつた乙黨が總選擧の結果多數黨になつた場合に、おそらく内閣總理大臣は國會の指名によつて任命されるのでございますから、總辞職してかわります。
かくなりますと、今まで多數黨であつた一つの甲黨が總選擧の結果少數黨になり、今まで少數黨であつた乙黨が總選擧の結果多數黨になつた場合に、おそらく内閣總理大臣は國會の指名によつて任命されるのでございますから、總辞職してかわります。
朝に甲黨から出て、夕に乙黨にはしるがごとき政治的無節操漢を締め出さなければいかぬ。もしどうしてもおるべからざる理由があれば、脱黨と同時に私は議席を去るべしと常に思うのであります。こういう意味におきまして、政黨法は單なる一片の法律ではなく、政黨の道徳的自律までをも含めるという意味において、きわめて大まかなものであろうとも、一つの法をつくるべきだと私は信じているのであります。