1976-10-29 第78回国会 衆議院 商工委員会 第8号
いままでの構造改善、第一回乙竹案に始まりまして、第二回、第三回と、今度で四回目でございます。何度構造改善を行い政府の予算を裏づけても、一向に構造改善が前進しない。一体その原因はどこにあると思われますか。
いままでの構造改善、第一回乙竹案に始まりまして、第二回、第三回と、今度で四回目でございます。何度構造改善を行い政府の予算を裏づけても、一向に構造改善が前進しない。一体その原因はどこにあると思われますか。
それから磯野案、乙竹案と参りまして、最も手近なのは、御案内のように、構造改善にかかわる案件であり、アメリカの日本繊維制限から発生するところの受けざら、そこから発生しておるのでございますが、これがなぜ発生するかということは、あなたの御指摘のとおり、産元であるとか、大機屋であるとか、紡績が自分の母体を守るための調節弁にいたしておるという問題と、自分の工場でつくるよりははるかに安上がりであるという問題、ここからやみが
次に磯野案のとき、乙竹案の場合、このときに、スクラップダウンせずに、いま和田委員から質問がありましたが、ダウンするための金を政府からもらった、しかしそれをつぶさずによそへ持っていって売った、こういうケースがございます。この場合はどっちが悪いか。買ったやみ屋と称せられる人が悪いのか、売った側が悪いのか。もし金を徴収するとするならば、いずれから徴収したら正しいとお考えなのか。
乙竹案の構造改善事業は期限どおりに実行ができない。できない理由は、繊維機械の、あなたのおっしゃった高性能、高速度の紡機、織機の製造と構造改善の日にちが合っていないからなんです。このことは乙竹案のときに私は再三注意しておいた、繊維の構造改善が作文どおり行なわれたって、機械が伴わなければどうにもなりませんよと言って。そのおかげで二年、三年とおくれた。構造改善は乙竹案どおりあの期限内に完了できますか。
それから乙竹案のときにも申し上げました。ところが依然として、これがスクラップダウンされていないのですね。だから、それをするためには、私は火葬場論という。これは特別な金属でできておる。鋳物、鋳物と申しましても、なべ、かま鋳物と違うのです。砲金が入ってございます。ですから五十年も六十年もこたえられるわけなんです。したがって、普通のくず屋に売る鋳物材料ではないわけなんです。