1952-07-09 第13回国会 参議院 運輸委員会 第35号
○岡田信次君 私多少意見になると思いますが、要するに日本の乘用車工業というものは、或る程度大いに発達し、更に海外に販路を求めなければならんということは、機械局長と全く同感なんですが、これに対しましてはどうも先般来伺つておることは、外国自動車の輸入制限ということのみをおやりになつておられるような気がするので、先ほど伺つていろいろ生産設備その他にも力を入れておられるということはやや了解するのですが、今申上
○岡田信次君 私多少意見になると思いますが、要するに日本の乘用車工業というものは、或る程度大いに発達し、更に海外に販路を求めなければならんということは、機械局長と全く同感なんですが、これに対しましてはどうも先般来伺つておることは、外国自動車の輸入制限ということのみをおやりになつておられるような気がするので、先ほど伺つていろいろ生産設備その他にも力を入れておられるということはやや了解するのですが、今申上
○高木正夫君 先般来運輸省並びに通産省の局長さんに御出席を願いましていろいろ乘用車のことにつきまして御説明を願つたのでありますが、根本的の問題は日本における需要と、それから国内における生産と、従つてそれを埋合せるところの輸入自動車をどれだけ入れたらいいかというこの問題になろうかと思います。その点について両者の意見が必ずしも一致をしていないように思います。
それから国内で乘用車工業は確立したとは言えないインドにおきましては、完成車の輸入については相当高い関税をかけております。そういうことがございます。
しかしハイヤーいわゆる乘用車の方は、外国品とは太刀打ち等ができぬということをいわれております。こういうものにつきまして、特別な産業保護育成等を考慮に入れまして、ある程度まで外国品と太刀打ちできるようにするものか、むしろハイヤー等は全部外国品に依存いたしまして、トラックのみを日本の主要産物といたすものでしようか、そういうことについて政府は何か考えたことがあるかどうか承りたい。
乘用車の方になかなかそこまで来ていない。これをどうするかということは確かに重要な問題であるのであります。その際におきまして、小型の乘用車はできるだけ日本において維持育成をはかつて行くような方向に持つて行こう。それに耐え得るような関税率を考えよう。しかし大型車になりますと、どうも関税率で十分保護してやつて行けるようなところに行きますには、相当高い関税をもらわなければならない。
そこに私は原隊から特別に勤務いたしまして、乘用車の配給をいたしました。それは英印軍将校が飛行場に到着しますと、それのめんどうを見て、メダン市の一番大きいホテルまで運搬する役でありました。
ぜひ乘用車の世界の大勢についての御抱負を承りたい。
それから御承知のように終戰後乘用車は禁止をせられておつたのでございますが、二年ほど前から比較的小型のものをいたしております。それから警視庁その他で使用いたしておりますジープのようなものを一部ただいまつくつておるようであります。
○佐枝政府委員 ただいま政務次官からお話がありましたように、終戰までのわが国の自動車工業は、乘用車、貨物自動車等合せまして、自動車製造事業法という特別の法律に基きまして、製造会社も制限されております。また外車等につきましても、輸入につきましてこれを制限するのはもとより、国内で組立て工場を持つておる外車等につきましても、その組立て台数を制限するというような特別の保護を受けております。
私どもの調査したところによりますと、軍人、軍属の持つております乘用車は一万五千台くらいしかないのであります。それを二年か三年使つて一台売る、従つて年に三分の一くらいずつアメリカさんが新車ととりかえるとします。そんなに毎年かえるとは決して思わない。常識で考えまして、まあ年に三分の一くらい新陳代謝するだろうかと思うのでございます。
またわが国の乘用車の営業関係の立場を考えてみますると、まあハイヤー、タクシー業者でありますが、これらの人たちの立場から申しましても、欧州製の中型車、小型車では商売としてはあまりおもしろくない。車の構造等も調べてみますると、やはり修理等はアメリカ製は便利にできている、分解するにも便利だ、部品にしても豊富だ。
その前、紙くずになつたというような話のあつたあとでありますが、川越にダイヤモンドが多量乘用車によつて移動したという情報が入り、さらに川越を追いまわしているうちに、今度は飯能へ移つた、さらにその後保谷の方へまわつたという情報がひんぴんとして現われて来たのであります。
○佐枝政府委員 そこにどういう文句が書いてありますか、今お読みになりましたところによりますと、国産車以外は、完成車の輸入は認めないといつたようなことになつておるかと思いますが、これは実際の運用といたしましては、御承知の通り乘用車の需給関係を考えますと、国内の生産が全需要を満たすに至らない現在におきましては、国際收支の関係で、非常に有利な関係に立つておる方面の車につきましては、これを一定の為替の割当の
○佐枝政府委員 滿尾委員のわが国の乘用車工業の将来についての御見識をいろいろと承つたわけでありますが、その点端的に申しますと、そういつた要件にかなつた、あらゆる面で有利な條件を備えておるのは、おそらくは北アメリカ合衆国一国だけではないかと考えております。イギリス、フランス、イタリアその他の国等では、アメリカ合衆国に比べればはるかに劣つた條件で自動車をつくつております。
しかし乘用車は、私も長年自動車を扱つておりますが、戰争中はもちろん、戰前においても試作を多少やつたというにすぎません。唯一の例外としてダツトサンがかなり長い歴史を持つておつたのですが、これまた一人前というところには達し得ないし、また外国へ輸出されたという例もないのであります。まして戰後ようやく乘用車の生産が許されました。
今日日本ほどの高度の文明国であつて、乘用車がこれほどしかない。これはフィリピンにも劣つておれば、中南米の諸国よりもはるかに劣つている。乘用車を年に一万台や一万五千台買うからといつて、日本の国際貸借上から申してそれがひつくり返るわけでもないし、それによつて資本が逃避するわけでもない。
これは先ほど申しましたように、現在まで乘用車の生産数量が、ボディーにつきまして本格的なマス・プロの形をとり得る程度に達しておりませんでしたために、さような形態になつており、値段の点のみならず、耐久力の点におきましても、手作業のことでありますから非常に弱いということは申し上げるまでもないと思います。
強度に保護する結果は、国民に非常に高い乘用車を使わせる、質度は悪くて高い乘用車を使わせるという結果に陷りはせぬか、その点を私は非常に心配しておるのであります。業者はどうしても保護しなければならぬ。ある程度これは必要な業者でございますから、ぜひなくてはならぬ。しかしそれは程度の問題であつて、国民一般に非常に悪い自動車を無理に押しつけるという点は考えなければならぬ。
乘用車に対する通産省の考え方というお尋ねでありますが、端的に申しまして、自動車特にその中でも乘用車は、非常な高速の改良を行い、また圧力、振度、熱というふうないろいろなものの総合された一つの工業なのでございます。簡單に申しますと、一国の機械工業の水準がここに集約されて出て来るような形のものではないかという考えを持つております。
○滿尾委員 大体小型の乘用車に重点を置くべきだという御見解に対しましては、私も非常に同感の意を表するのでありまするが、さてその政策を具体的に実現させる方策として、どういうようなことを考えておられますか。
そこでわが国の乘用車は、将来どういう形態の乘用車がわが国に最も適合するかということですが、わが国で相当数の生産をして行くことになれば、国情に即した自動車の生産ということも取上げて考えらるべき一つのトピックであります。これらについて使用者側の利益を代表しておられる運輸省としては、どういうふうな見解を持つておられるか。
○佐々木説明員 ただいまの御質問でございまするが、私の方の通産省の方で現在考えておりますと申しますか、見込みを立てております乘用車についての価格の問題でございますが、これは今お話の通り本年度の乘用車の生産見込みでは、十分なマス・プロの範囲に到達するということは、あまり自信を持つては申せない程度の数量でございます。
○政府委員(菊池明君) 先ず大分けは積載量と申しますか、トラツク、乘用車、トレーラーというように差のはつきりしておる順序につけまして、あとは台数、だから四トン車に六トンも載つけておるのも、三トンしか積んでないのも同じように取ることになります。
小型自動車は全部で二十二万九千台ばかりありまして、そのうち三輪の貨物が十四万九千台、四輪の貨物が四万台、四輪の乘用者が二万一千台、二輪の乘用車が一万三千台、三輪の乘用車が三千台、その他が特殊用車となります。それから軽自動車、スクーターというのが案外最近ふえまして、合計で六万九千八百台でございます。
戰前よりもはるかにふえていると思うのですが、現在全国にどのくらい自動車がありますか、トラック並びに乘用車についてデータをお示し願いたいと思います。
○政府委員(中村俊夫君) 旅客自動車の中でも乘用車はハイヤー、タクシーでございますが、非常に現状としては古い車が多うございまして、営業に使われております三万五、六千、そのうち一万二千ぐらいは一九三六年ぐらいのもので十六年以前の車でございますし、東京附近のタクシーにお乘りになりましても、しばしばぶつかりますように、非常にあぶないと思うのございます。又事故も比較的多うございます。
五年くらいはまあ常識的な数字ではございますけれども、いろいろと日本の例えば乘用車を五年で償却しろということは、実際のこれは自家用にお使いになりました場合でも、営業用にお使いになりました場合でも、少し早過ぎるのじやないか。
特に従来乘用車が不足しておりました関係で、非常に程度の惡い車を使う、そのために遠乘り等をいたしました場合に、非常に快適でないというふうな非難もあつたのでありますが、この点につきましては、御承知の通り最近外車も大分そういう方面に廻りましたし、又そういう外車が廻ることによつて、或る程度経営も合理化されて来るのではないかと私どもは考えておるのであります。
現在の関税は、乘用車につきましては四割、その他の自動車につきましては三割の税金がかかつております。その上にさらに物品税がかかつておるのでありますが、それにいたしましても、最終価格は国産品に比べて安いという状況でございます。これについては現在の関税率の四〇%というのは、国内産業保護のためには妥当でない率ではないか、不適当ではないかという気もいたすわけであります。
又一般乘用車については、一日の走行キロが九十キロ、月間稼働日数二十五日、実働率八〇%というように各車種並びに用途別に内容を分析いたしまして、その所要量を算定しその集計したものに修理その他に要します若干の油を加えまして二百十五万キロリツターという数字を想定いたしているわけでございます。
それで他の米兵が、これを乘用車一万三千三百七十四号にかつぎ込んだのでありますが、この米兵を追跡いたしまして、約二十名の朝鮮人が石や棒切れをもつて迫りまして、車を包囲いたし、暴行を加えまして、車の窓ガラスを破壞するということになつたのであります。
わが国の乘用車の供給が、三十七年型を輸入いたしましたものを一番新らしいものといたしまして、その後絶えております。従つて国内の小型のごく僅少の乗用車が供給せられますだけで、財源が枯渇して、いずれも非常に古い車を無理をして使つている。従つてこの際わが国に乘用車の新らしい血液を注入いたしますことは、焦盾の急だと考える。そこでこの外車の輸入というものは、まことにみんなが熱望しているわけであります。
それから百四十七條の自動車税の標準税率でございますが、これは大体固定資産税の課税対象といたしましては、自動車を除けておりますので、大体固定資産税の最低限のところというようなところを抑えまして、尚現在の自動車税の実際の各都道府県の賦課の状況等を睨み合せまして定めたものでございまして、乘用車につきましては自家用、営業用に区分いたしてございますが、トラツク及びバスにつきましてはその区分をいたしておりません
この自動車税に関するものを申上けますと、標準税率について左の如く改めること、普通自動車で、乘用車、自家用車は一万五千円でよろしい。営業用を年額一万円を七千円に引下げて貰いたい。バスを年額八千円に引下げて貰いたい。トラツクを自家用は九千円、それから営業用は八千円に引下げて貰いたい。小型自動車の方は、自家用は五千円に引上げる。それからその他というのを三千五百円に引上げる。これは四輪車です。
それから小型自動車の方は、四輪車で自家用の乘用車を四千五百円を五千円に値上げすること。それからその他を三千円とあるのを三千五百円に値上げすること。三輪車はそのまま。二輪車は千円とあるのを千五百に値上げすること。こういう意見が出されております。外に御質問ございませんか。——それでは百四十八條、百四十九條。
乘用車のうち自家用が一万五千円、営業用一万円、トラック、バスは自家用と営業用の区別なく一万円、まあこれに準じて決めておるわけでございます。自家用は若干奢侈的というような気持も加わりまして、営業用よりは高くいたしておるわけでございます。
仮に営業用の乘用車一台の負担する税は、これを畑地にいたしますと三十七町歩の畑地に匹敵し、家屋なら八百数十坪の家屋に匹敵しておるのでございます。 又住民税でございますが、住民税は負担分任の精ィから、極く小額のものを課そうという趣旨でありましたものが、段々ここに無理をしないわけに行かないような状況になりまして、標準税額の十数倍に達している町村も珍しくないのでございます。