1948-05-26 第2回国会 衆議院 水産委員会 第15号 小船に乘つて海藻をとり、一本釣りをやり、あるいは沿岸のはえなわをやるというような零細漁民は、ほとんど勞働者であります。その收入は勞働者の賃金とも言うべき少額の收入である。一方においては一般勞働者の勤勞所得税を經減し、一方においては零細漁民に對してこのような課税をされるということは、きわめて偏頗であり、不合理であるということをわれわれは深く感じておるわけであります。 鈴木善幸